人生一番の後悔に「結婚」の声多数!「価値観が合わなくてしんどい」「安月給男だった」
やり直しのきかない一度きりの人生だから、「あの時こうすればよかった」と後悔するようなことはできるだけない方がいい。とはいえ、人は誰でも判断ミスや失敗をすることがある。だからこそ重要なのは後悔の種類で、取り返しがつくのもかどうかというところが大きい。
先日のガールズちゃんねるで話題になっていたのは「人生で1番後悔してることはなんですか」というトピックだ。ここに集まったコメントは1000件を超えていたが、中でも特に目立っていたのが「夫と結婚したこと」というものだった。(文:みゆくらけん)
「結婚してからこんなはずじゃ無かったって事が多すぎた。疲れたよ」
結婚というと、その後の人生を左右する重要なもの。「ひどい夫に捕まって人生がボロボロになった」「変な女房に騙されて全財産を失った」などなど、結婚相手を間違ったことによる人生苦労話は尽きない。そう考えるとある意味ギャンブル的な側面も持つ結婚だが、それに後悔している人が多いとは悲しい現状だ。
「結婚相手を間違えた~人生の捉え方、生き方、目指す姿勢、もろもろ合わなくてしんどい」
「営業マンと結婚したこと。本当に風俗キャバクラづきあい多い」
「安月給男と結婚してフルタイム共働きし続ける人生を後悔してる」
「結婚してからこんなはずじゃ無かったって事が多すぎた。疲れたよ」
コメントには様々な後悔が寄せられているが、結婚した相手がモラハラだったなど誰から見ても深刻だといわざるを得ないケースの他、「もうちょっと慎重に決めればもっと良い人生が遅れた(はず)」などという比較的ライトな後悔をしている人も。
また、「あまり大きな声では言えない」としながらも、デキ婚したことを後悔しているという声も少なくなく「家庭も子供も尊いし宝物なんだけど、順調に事を夫婦でこなして子供を願った夫婦の気持ちの深さは手に入れられない」とのコメントも。
一方で、「結婚しなかったこと」を後悔している人の声もある。「私は結婚出来ずに人生終わりそうなことが後悔です」「出来婚でも結婚できてるだけ羨ましいよ」という声の他、結婚しようと話していた「外資のいいところに勤めていた格好良くて優しい彼氏」を自分から振ってしまった過去に後悔しているという人も。
「私はもうすぐアラサーに差し掛かるのに、まったく新しい恋してない。彼は去年結婚したらしいです。自業自得ですがめっちゃ後悔してます」
「親が亡くなる前につまらないケンカした事」
しかし、これだけ「人生一番の後悔」に結婚を上げる人が多いのに対し、離婚の後悔のなんと少ないことよ!これは女性特有なのだろうか。
結婚以外でチラホラ目立っていたのは「貯金をしてこなかったこと」「憧れの職業に就かなかったこと」「ちゃんと勉強しなかったこと」「毒親を断ち切れなかったこと」など。
また、個人的に心に刺さったのは「親が亡くなる前につまらないケンカした事」「父との最後の会話が喧嘩だった」ことを後悔しているというコメントだ。
冒頭で「重要なのは後悔の種類で、取り返しがつくのもかどうかというところが大きい」と書いたが、相手に亡くなられてはやり直しがきかないという点で、その後悔は非常に重く切ないものとなってしまうからだ。そして何より、
「色々後悔はしたんだけど、その失敗を全部経験したルートじゃないと夫とは絶対に出会わなかったし、いまおなかにいる子を身ごもることもなかったから後悔できなくなってしまった。 終わりよければ全て良し、になる場合もあるのかな?」
というコメントに共感だ。どんな過去があっても、今が幸せならそこに辿り着くまでの過去は必然。後悔や失敗から学ぶことも多いのがまた人生、今はまだ幸せだと言えない人も、最終的に「これで良かった」と過去に感謝できる人生を送れたらそれ以上の満足はないだろう。