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いじめで「学校に居場所がない」と訴えるも母親に「机と椅子があるでしょ」と言われた女性の回想

画像はイメージ

学校で困ったことがあるとき、家族の支えは大きな力になる。しかし、助けを期待して裏切られたときのショックは簡単には消えないだろう。「中学生の時に学校でいじめにあっていました」と語る、40歳前半の女性(福島県/素材・化学・食品・医薬品技術職/年収100万円)。当時、母親に

「学校に居場所がない」

と訴えたところ、衝撃的な言葉を返されたという。(文:永本かおり)

※キャリコネニュースでは「親に言われた衝撃的な言葉」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/T1VGTI8Q

「あまりの論点のずれ方に頭が真っ白になりました」

「学校へ行くのがとても辛く、仮病で休む事もたまにありましたが、その日の朝は泣きながら全て正直に言いました」

と女性は語る。どうしても耐えられなくなり、勇気を出して打ち明けたのだろう。しかし親の返答は、

「机と椅子があるでしょ」

と、ひと言。女性はこのとき

「物理的な話をしてるんじゃない!と反論すれば良かったのかもしれないけど、あまりの論点のずれ方に頭が真っ白になりした」

「結局、どんなに訴えても聞き入れて貰える事は無く、休む事も許されず、地獄のような日々を送りました」

と、親の言葉や対応を恨むような調子で綴っていた。

女性はその後、改めて言葉の意図を親に聞いたという。

「大人になってからその時の事を聞いたら 『いじめなんかに負けずに頑張って欲しい』という気持ちだったとか。それにしても、もう少し違う声かけがあったのでは…と今でも思います」

子どもを思って言った言葉だったとしても、なんの励ましにも助けにもならなかったようだ。それどころか、いまだに忘れられない様子で

「今では親とはいい関係ですが、あの時の事だけはいまだに根に持っています」

と女性は深く傷ついた胸の内を綴った。

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