いじめで「学校に居場所がない」と訴えるも母親に「机と椅子があるでしょ」と言われた女性の回想 | キャリコネニュース - Page 2
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いじめで「学校に居場所がない」と訴えるも母親に「机と椅子があるでしょ」と言われた女性の回想

「学校へ行くのがとても辛く、仮病で休む事もたまにありましたが、その日の朝は泣きながら全て正直に言いました」

と女性は語る。どうしても耐えられなくなり、勇気を出して打ち明けたのだろう。しかし親の返答は、

「机と椅子があるでしょ」

と、ひと言。女性はこのとき

「物理的な話をしてるんじゃない!と反論すれば良かったのかもしれないけど、あまりの論点のずれ方に頭が真っ白になりした」

「結局、どんなに訴えても聞き入れて貰える事は無く、休む事も許されず、地獄のような日々を送りました」

と、親の言葉や対応を恨むような調子で綴っていた。

女性はその後、改めて言葉の意図を親に聞いたという。

「大人になってからその時の事を聞いたら 『いじめなんかに負けずに頑張って欲しい』という気持ちだったとか。それにしても、もう少し違う声かけがあったのでは…と今でも思います」

子どもを思って言った言葉だったとしても、なんの励ましにも助けにもならなかったようだ。それどころか、いまだに忘れられない様子で

「今では親とはいい関係ですが、あの時の事だけはいまだに根に持っています」

と女性は深く傷ついた胸の内を綴った。

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