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365日ホテル生活って住民票はどうしてるの? 最新事情を解説

定住する家を持たずに各地の宿泊施設を転々とするアドレスホッパーたち。新しいライフスタイルとして取り上げられることも多いが、家がないと何だかんだ不便なこともあるのでは。アドレスホッパー生活を実践中の久保さんに実際のところを聞いた。

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株式会社ニットでカスタマーサクセスリーダーを務める久保智です。私は国内外を問わず365日ホテルに寝泊りするアドレスホッパー生活を約4年続けています。そんな私のライフスタイルについてシリーズでお伝えしています。今回の記事では、ホテル生活での不便なこと、その対応策について綴ります。

荷物や郵便物はどうしてる?

Woman picks up mail from automated self-service post terminal machine.

日用品や衣類など、ネットショップを利用している人は多いと思います。最近では、生鮮食品もオンラインで注文・宅配してくれるネットスーパーなども充実してきましたね。非常に便利なサービスですが、定まった住所がないホテル生活の私にとっては、荷物の受け取りに工夫が必要です。

私は郵便局の私書箱を利用しており、そこからホテルに転送し、フロントで受け取ることが多いです。ホテルの住所を毎度確認したり、郵便物を転送する手間はありますが、生活する上での支障は全くありません。

住民票はどうしてる?

は住民票を、日本全国ホテルを移動するたび移しているわけではなく、現在も実家の住所に置いています。ただ、何らかの理由があって実家に住民票を置くのが難しい場合でもいい方法があります。

昨今注目を浴びている定額住み放題サービスの中には、固定の場所に住民票を置けるものもあるため、これを利用するといいでしょう。たとえば、空き家を活用した居住空間のサブスクリプション「ADDress」ではオプション契約で住民票の登録ができるようになります。同様のサービスは他にもあり、アドレスホッパーにとって便利なサービスが増えているように感じます。

衣替えはどうしてる?

ホテル移動が多いアドレスホッパーにとって大変なことのひとつが、荷物の管理です。移動が多いため、量は最小限に抑える必要があります。中でも衣類はかさばるため、夏も冬もすべての服を持ち運ぶわけにもいきません。

そこで、私は宅配型の保管サービス「サマリーポケットというサービスを利用しています。専用のボックスで荷物を郵送すると、それを保管しておいてくれるため、季節ごとに服を預け替えたり、必要なときに取り寄せたりなどして、クローゼット感覚で便利に活用しています。

趣味・習い事はできる?

人生を豊かに過ごすためにも、趣味を持つことは大切です。そうはいっても、拠点をもたない生活の中では、決められた場所に通う習い事を始めるのは難しいかもしれません。しかしさまざまなWEBサービスが増えた今では、オンラインで受講できる教室も多数あります。

たとえば、実際に私が利用したことがあるのは、「VR英会話 スマート˙チューター」という、AI×VRを活用したビジネス英会話学習サービスです。その他にも、ヨガやピアノ、ダンスまで、オンラインでレッスンを受けられるプラットフォームは年々充実しており、場所を問わず気軽に趣味を始められます。

また、ジムやプールなど、専用の設備が必要な場合でも、全国展開のサブスク型のジムであれば、継続して通うことができます。私自身も、毎日テレワークをしていると体を動かす機会が少ないため、全国展開のジムに入会しました。けれど、あまり通えていません。通えるかどうかは、環境よりも自身のモチベーションということかもしれません。

サービスの活用で楽しいアドレスホッパーライフを

ホテル生活は、掃除をしなくていいなど、快適な暮らしができる一方で、場所を移動するために生じる不便な面も多々あります。しかし、今では便利なサービスが充実しており、それらを利用すればクリアできることばかりです。それらを最大限に活用しながら、これからもアドレスホッパー生活を楽しんでいきたいと思っています。

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