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「食事中もスマホが手放せない」睡眠不足気味、中学生のリアル 制限をかけても“想定外の使い方”で依存、対策に苦慮する保護者も

実際に平日の睡眠時間の分布を見ると、8時間(33%)が最多であるものの、7時間(28%)が次いで多く、全体で55%もの中学生が8時間未満の睡眠で平日の学校生活を送っている。

起床時間は学校の登校時間によって固定されるため、睡眠時間を確保するにはいかに就寝時間を前倒しできるかが大きな課題であるといえる。

睡眠が不足がちな一方で、保護者の認識にはギャップがある。「子どもの睡眠時間は足りているか」という問いに対し、「十分足りている」または「まあまあ足りている」と回答した保護者は合わせて71%に達した。

この認識のズレが影響してか、睡眠のための具体的な対策を「している」と回答した家庭は32%にとどまっている。生活リズムを乱す悩みとしては、スマホの利用時間の長さや動画・ゲームへの依存を挙げる声が目立った。

「スマホの利用時間が長くなりがちで、特に食事中や入浴前など、切り替えが必要なタイミングでもなかなか手放せないことに悩んでいます」 (東京都/中1女子/保護者)
「スマホを使いすぎる。制限を掛けているが、その裏をかいたりして、想定しない使い方をしている。スマホに依存してしまっている」 (群馬県/中1女子/保護者)

寝室への持ち込み禁止やシステム的な制限を設ける家庭もあるが、就寝時間の前倒しを阻むデジタルデバイスのコントロールに苦慮する様子がうかがえる。

なお、休日の平均睡眠時間は8.4時間と平日より長くなる傾向にあり、86%の保護者が休日の寝坊を容認していることがわかった。しかし、休日の過度な寝だめはかえって月曜日の朝の起床を困難にするなど、生活リズムをさらに崩すリスクもある。

今回の調査は小規模なものではあるが、現代の十代が直面している睡眠とデジタルデバイスの課題が浮き彫りになった。中学生の健やかな成長のためには、まず7時間では足りないという現実を親子で共有し、夜のスマホ利用のあり方を根本から見直すことが現実的な一歩となるだろう。

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