出産から数日後、婦長が「先生にお礼の心付けしてないのは〇〇さんだけ」 現金を用意して医師に渡してみた結果

画像はイメージ(AIで作成)
医療従事者が患者に「心付け」を要求する。現在なら驚かされるような話だが、数十年前には、そうしたこともあったようだ。「随分昔の事ではありますが」と投稿を寄せた西日本の女性(70代~)は、地元にある大企業の付属病院で出産した際のできごとを振り返った。
無事に出産したものの、子どもが産まれて2〜3日すると婦長が部屋にやってきて、メモのようなものをめくりながら
「〇〇さんは、まだしてないんですか?」
と言ってきた。(文:篠原みつき)
「さっと受け取り、自分のポケットにすべりこませ…」
女性が「何でしょうか?」と尋ねると、婦長の口から耳を疑うような言葉が飛び出した。
「先生にお礼の心付けしてないのは、〇〇さんだけですよ、早くしてくださいね」
医療従事者への「心付け」など全く考えていなかった女性だが、名指しで要求されては無視するわけにもいかない。急いで家族に連絡し、謝礼を包むための「のし袋」と、中に入れる現金も急遽用意してもらった。
そして翌日、部屋に入ってきた医師の対応はと言えば……。
「私が恭しく差し出しますと、何も言わずに、さっと受け取り、自分のポケットにすべりこませ、何も無かったかのように、さっと部屋を出ていきました」
手慣れた様子に、女性も驚いたことだろう。この投稿からは、少なくとも当時は心付けが珍しくなかったことがうかがえる。ちなみに現在、日本医師会は患者からの謝礼について「原則、受け取らない」ことが望ましいとの考えを示している。
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