50代の男性は20代前半で結婚し、2人の子供をもうけた。30歳手前で子供の手がかからなくなったころ、妻は専業主婦をしていたが「このままおばさんになりたくないから働きたい」と、パートに出るようになった。ところが、そのパート先で妻の浮気が判明する。
「半年経ったくらいから『集まり』や『飲み会』、『他店舗の視察』などと言いながら午前様が多くなり…お約束のように若い社員に夢中になって、浮気ではなく本気になっていました」
妻の行動はさらにエスカレートし、今度は子どもたちを連れて、間男の家に泊まりに行くようになった。ひどいときは金曜の夜から月曜日の朝まで帰ってこなかったこともあったという。男性もその間、子供がいたので2年近く我慢していたが、ついに体が悲鳴を上げた。
「入院して死にそうな目に遭いながらも、何とか退院してその後離婚しました。その途端、相手の男は逃げていきました(笑)」
子どもが不倫男とお出かけ→パパに報告「風呂で何度も泣いた」
客観的に見るとスカッとするエピソードではあるが、この話には続きがある。
「元妻に懇願されて籍は戻さず、同居を始めました。ところが2年たたずに同じことをしたので今度こそジ・エンドです」
2年にわたってひどい裏切りを続けていた元妻に対し、一度は許した男性だったが、元妻はまた悪事を繰り返したため同居は解消。元妻はその後、間男と再婚したがしばらくして離婚したという。
男性は元妻に浮気されたときのつらい心境をこう振り返る。
「何がつらかったって、間男とお出かけしたことを子供たちが報告してくれるんですよ(笑)。子どもたちは何もわからず、単純に楽しかったことを教えてくれただけなので、相槌うちながら聞いてました…。風呂で何度も泣きました」
子供は何も悪くないからこそ、その場で怒ったり泣いたりせず、大人の対応をつづけていた男性。精神的に相当つらいものがあったはずだ。
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