不倫をされた女性だが、夫からは「原因は私にあると言われました」と困惑感を隠せない。一人目の不倫相手は半同棲、二人目は遊びだった。一人目の不倫が発覚するきっかけは、子どもだった。
「夫のスマホで当時小学生の子どもが遊んでいて、その時夫はLINEを非通知にしていなかったので、内容から薄々不倫していると知りました」
その後、夫の単身赴任先のマンションで女性の髪の毛を発見するも、「まさか不倫なんて」と夫を信じたい思いから見て見ぬ振りをして過ごしていた。当時を振り返り、「もしこの時問い詰めていれば、今の地獄はなかったかも」と嘆く。
夫はその後、妻や子どもたちがマンションに来るなと言うようになった。「毎週末に自宅に帰っていてくれたし、自宅が一番とも言っていたので、その言葉を信じていました」と過去を振り返るが、結果的に女性は裏切られる結果となった。
「私は単身赴任している夫や義母に負担をかけないよう、家のことで奮闘していましたが、夫はそれが嫌だったようです」と明かした。女性が奮闘するほどに、自分の意見が通らないことを不満に思ったゆえの不倫だったと明かされた女性は、「心に思いっきり鋭いナイフが突き刺さった感じがしました」と振り返る。
「夫のこと思っての行動が否定されて、ショックでした。夫のことが大事だったと言った時、夫は『大事にされていると感じたことはない』と言われました」
「偽名を使ってまで不倫をする夫がすごく嫌だった」
その後は再構築を選んだ女性だが、再度裏切られることになる。「二人目の不倫相手とは、私と荒れていた時に出会って、ほぼ毎日会っていたそうです」と振り返り、そのときも「LINEの内容からそれはわかっていました」と明かした。
夫が不倫相手と会っていたのは、いつも23時過ぎだったが、その約束が夫の仕事中だったことを知り、女性はやりきれない気持ちになった。
「私は仕事中、連絡するなと言われました。なのに夫は仕事中相手に連絡して、会う約束や甘い言葉を送っていました」
夫は偽名を使用して連絡を取っていたため、本気でないことは分かっていたが、「死ぬほど嫌だった」と振り返った。
現在女性は再構築を選んだが、家族を巻き込んでバラバラになっている状況だ。「いずれ相手に慰謝料請求をしたいと思っていますが、夫は反対しています」と語るが、その理由は「夫から『請求すればまた私たち二人は揉める』と言われている」からだと嘆いた。こうした日々を送る中で、女性は「鬱になったように感じる」と続けた。
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