女性によると、その上司は「まじめで他の何よりも仕事を大事にしている人です。そういうところを部下として尊敬していました」という。さらに「彼が私に特別目をかけてくれている自覚はありました」としたうえで、不倫が始まったきっかけをこう明かした。
「尊敬する相手から特別扱いされるのはうれしいことでした。だから仕事でうまくいかないことがあって落ち込む彼に『今夜はどうかそばにいてほしい』と言われて、拒むことができませんでした」
「一度だけで終わるはずだったけれど、終わりにできるはずもなく、私たちは許されない関係に溺れていきました」
「いつか知られたときの慰謝料のために、ひたすら貯金に励む毎日です」
不倫が始まった当初、「尊敬する彼から求められることをうれしく感じていました」という女性。ところが
「このごろ、彼は何より大切にしていたはずの仕事よりも、私との時間を優先するようになってきたのです。女としては喜ぶべきことなのに、自分が彼を狂わせてしまったように思えて、素直に喜ぶ気持ちにはなりません。真面目な人ほど、不倫にハマるものなのでしょうか」
上司の変化に戸惑いを隠せない女性。悪いことをしている自覚があるのか「すぐにでも辞めるべき関係ですが、私にはその勇気もありません」と弱腰だ。そして
「今はただ、いつか彼の奥様か私の婚約者に知られたときの慰謝料のために給料を極力使わないようにして、ひたすら貯金に励む毎日です」
と告白を締めくくっていた。