30代女性(専業主婦)は、夫が「出張だと嘘をついて(不倫相手と)2人で熱海旅行や台湾旅行へ行っていた」と明かす。
出張とパスポートの日付がずれていたため、不審に思った女性は夫を問いただした。しかし「先輩に誘われて、と重ねる嘘」。女性は最終的に、夫が不倫相手と電話している様子が映ったドライブレコーダーの映像を見せた。
「(映像を)出したら観念したあげく、離婚要求された」
その後、夫婦がどうなったのかは明かされていない。
また50代女性(派遣社員)の夫は、「現在不倫継続中」だというが、
「した側が、『夫婦破綻していたから慰謝料は払わない』等、夫とタッグを組んで私を訴えてきている」
というから酷い話だ。確かに夫婦関係が完全に破綻していたと認められれば、慰謝料を払わなくてもいい場合もある。しかし、ただでさえ不倫で傷ついている中でのこうした態度は、怒りや苦しみが増してしまうだろう。
やはり夫に不倫された恨みが消えない様子の30代女性(正社員)は、「『不倫相手に制裁を』と思うが、“自分が罪に問われない復讐方法”が思いつかない」と、その怒りの大きさを口にする。
「不倫は心の殺人。実際に命を絶たれる方もいるのに刑事罰にもならず、慰謝料は離婚する場合で多くてもたったの300万円」
慰謝料の上限が300万円と決まっているわけではないが、女性の場合は夫が支払いに応じたのだろうか。それでも、不倫された側が心からスッキリする方法は見つからないのかもしれない。