「結婚するまでは別に自分の生きていく分の稼ぎだけあればいいし、洋服や食べ物、趣味に使うお金など自分の為のお金は本当に最低限でいいと思ってました。そのため仕事が嫌になったらすぐに辞めたり、向上心など全くありませんでした」
しかし結婚し、子どもが生まれた男性は初めて「家族のために働かなければ」と感じたという。
「辞める前に自分が改善しなければ、どうすればもっと効率良く作業できるだろう、どうすれば上司ともっと上手くやれるだろうなど、その時から初めて考えるようになりました。 その時は社会人9年目…ちょっと遅すぎますけどね」
そんな男性の変化に職場の人も気づいたようで、
「会社から『お前結婚してからすごい変わったな、前と全然違う、この調子で頑張れ』と褒めてもらえるようになりました」
「昔はさっさと辞めろとか言われて」いたというのだから、見違えるほど活気にあふれていたのだろう。男性は
「仕事をする意味が見つかったというのはとても大きいです。なにをするにしても小さな目標でも持っていこうと今では思えます」
と前向きな気持ちを綴った。