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専業主婦の妻に「お前も外で働いて家にお金入れろ」 離婚を決意した一言

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日頃の積み重ねにより、最愛のパートナーであるはずの夫を許せなくなってしまう妻もいる。「主人からの言葉の暴力が許せません」と憤るのは、兵庫県の40代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)だ。女性は専業主婦の頃に夫から言われたことを振り返る。

「働いてない弱みを握られ、『お前も外へ出て働いて家にお金入れろ。働け』『経済力がないくせに。遊んどうくせに。いい年して』『ここのお店、洗い場スタッフ募集って看板がで出てるけど、ここまで自転車で来れるんと違うか?あっ遠いか』など数々の言葉を言われ、主人に対する愛情はすべてなくなりました」

女性は「結婚する前は優しい夫が、結婚してから釣った魚には餌をやらずの夫です」と嘆く。(文:福岡ちはや)

「一生許さない…離婚に向けて準備を進めています」

女性はよほど不満が溜まっているのだろう。「会話が合わない。思いやりがない。共感がない。コミニュケーションが苦手。口下手」と夫の欠点を次々に挙げ、根拠となるエピソードを語った。

「私がパワハラの被害を受けたとき、夫から『中小企業なんかどこでもあるから』と言われたり、仕事を辞めるとき、『えっ、仕事辞めるん?新しい仕事決まったん?家に入れるお金は増やせないからなあ』と言われました」
「私の両親が病気で他界したとき、夫は四十九日法要には仕事を理由につけて出席しませんでした。私は肩身の狭い思いをしました」

四十九日法要の一件以来、女性は自分から夫と距離を置くようにしたそうで、「夫のほうに目を向けない」「用件以外はしゃべりません」と心がけを綴った。あまりにも悲しすぎる夫婦関係だ。夫が女性との夫婦関係をどう思っているのかはわからないが、女性は、

「一生許さない気持ちでいっぱいで、離婚に向けて準備を進めています。謝って済むことではないです」

と離婚の決意を固めていた。

女性は夫に優しい言葉で寄り添ってほしかっただけかもしれない。近くにいる相手にこそ、何かを伝えるときの態度や言い方には気をつけなければ、修復不能なところまで相手を追い詰めてしまう可能性がある。

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