20代で「小太りのオジサン」と不倫にハマり「オフィスの倉庫でも……」ある30代女性の回想【後編】 | キャリコネニュース - Page 2
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20代で「小太りのオジサン」と不倫にハマり「オフィスの倉庫でも……」ある30代女性の回想【後編】

職場恋愛でしかも不倫だから、「普通のカップルのようなデートはできず、隙を見ては肉体関係を結ぶだけの関係でした」と振り返る。職場では、「みんなが帰宅したあとのオフィスの倉庫」で関係を持ったこともあったというから、さぞかし燃えただろう。

休日は先輩が女性の家に通っていたという。妊娠中の妻には「友人と飲むから遅くなる」と嘘をついていたようだ。

だが所詮は不倫だから、楽しい日々は長くは続かないもの。女性は「ある日ふと冷静になった」という出来事を明かした。もし自身も妊娠したらどうするのだろうとふと疑問に思い、先輩に聞いてみたという。

「我が家に来たある日、『奥さんとは元々子どもが欲しかったの?』と聞いてみると、『いや、子どもは作るつもりはなかったんだよ~。するときは欠かさずゴムを着けてたし。ところが“たまたま”その日に、“たまたま”ゴムなしでして、“たまたま”中に出したら、それが“たまたま”当たっちゃってさあ!』と自慢げに、武勇伝のように語ってきたんです」

この発言にドン引きしたようだ。「その瞬間、完全に目が覚めましたね。呪いが解けたみたいに、スッ……と能面のような真顔になってました」と、そのときの心境を振り返った女性は、話を続けた。

「『へえ~。でもさ。こんなことしてたらいつか私も妊娠するかもよ。そのときはどうするの?』と言うと、再び頭を下げて『……そのときは認知するか……堕ろしてもらうかも。ごめん』と。ああ、やっぱり、私は都合よくセックスさせてくれるだけの存在なんだ……と自覚しました」

それが現実だろう。既婚者にとって不倫は遊びでしかないのだから。

【前編はこちら】「見た目は小太りのオジサンだけど……」12歳上の先輩と不倫関係に…ある30代女性の回想

別れたあとも「最後に一度だけ会えない?」と先輩からメールが…

女性も今でこそ「ただのセフレだろ」と思うものの、当時は「愛してほしかった」と寂しさを口にした。

「今思えばチョロすぎだし、あんなチビで芋っぽいオジサンに何で?って感じですけど……あのときは虚しさが限界だったんです」

しかし先輩に「堕ろしてもらうかも」と言われたことで、「彼の愛は自分の家族だけに向いていて、私には性欲だけが向けられてるんだ」と自覚した女性は、この日のあとメールで別れを告げた。

「色々考えたんだけど、もう終わりにしよう」と送ると「わかった」と一言だけ返ってきた。少しだけ泣いたが、職場で先輩に会う際には「大女優顔負けのいつも通りの後輩」を演じたという。

それからしばらくして、先輩から「最後に一度だけ会えない?」とメールが送られてきたものの、「無理です」と返事をしてブロックしたという。「万が一にでもほだされるのはイヤだった」と理由を明かした。

「おそらくですが、向こうは復縁したかったんだろうなと思います。自慢ではないですが、私は若いのに加え、細身のナイスバディで典型的な“そそる”体型。モデル事務所に名刺を渡される程度には顔も悪くなかったんです。そんな若くて可愛い女の子と無料でヤれるなんて、アラフォーのオジサンからしたら手放したくないですよね」

その後、女性は転職した。Facebookを開くと先輩が赤ちゃんをあやす写真が投稿されていたのを見て、「職場はもちろん、最初から最後まで奥さんバレもなしだったのでその点はラッキーでした」とのこと。と言っても先輩に連絡したわけではないから、実際のところどうしているかは不明だが、幸せに暮らしていると思いたいだろう。

現在の女性は結婚して子どももいる。保育園の懇親会でママ友に、「純愛そう~、高校から付き合った旦那さんと結婚してそう~」と言われるそうだから、落ち着いた雰囲気を放っているようだ。

「昔不倫してました……なんて口が裂けても言えません」

確かに墓場まで持っていくしかない。しかし不倫経験がある人ほど相手の不倫を疑う傾向にあり、それが元でバレることもあると聞く。とにかく不倫は周りも自分のことも傷つけるから、やめたほうがいい。

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