男性の妻は専業主婦で、夫婦には子どもが1人いる。メーカーで働く男性は「『仕事道具は良いものを使うべき』との考えから、普段の業務でも使うiPhoneは毎年買い換えます」と語る。また仕事が多忙なため「時短につながる電化製品にはお金をかけます」とプライベートについても明かす。
「家にはダイソンの掃除機が2台あります。私が部屋の掃除担当であることと、家が3階建てであることがその理由です。埃のたまる1階用と、2階・3階用の2台を使い分けています。でも一方で、服や靴などにはお金をかけません」
車は専業主婦の妻も使うことから、軽自動車を1台所有している。税金の低さも購入の決め手になったというが、その価格は総額250万円で「最高グレードにしました」と明かす。近隣には外車を所有する人が多いため少々肩身の狭い思いはするものの、心の中では「軽とはいえ最上級に乗っているのだから」と言い聞かせているそうだ。それ以外にも男性は、
「社会保険料や税金が高額で、毎月の手取りは多くないです。家計も私が管理しており、私的には『生活は楽ではない』と思っています。でも現状、生活に困ることはありません。だから妻は働きに出る気がなく、それが悩みです。妻と危機感を共有できていない点もあると思いますが」
と本音を打ち明けている。
「住宅ローンは問題なく組めました」
IT・通信系の企業に勤務する、大阪府の40代前半男性は世帯年収700万円。ローンで購入した駅近マンションに、妻と子ども2人の家族4人で暮らしている。利便性の高い立地に満足しており「通勤はもちろん、日常の買い物や通院などもしやすいです」という。
「住宅ローンは問題なく組めました。現在の残額は1900万円くらいです。子どもの教育費には、スポーツ系と学習系をバランスよくかけられる余裕があります。また、今の自家用車は新車からの8年落ちなので、そろそろ買い替えを検討しています」
ほかには、
「世帯年収が800万円程度なら、子ども2人かつ持ち家でも、比較的余裕のある生活が送れると思います。現状は貯蓄に回す分が足りない状態で、小遣いも雀の涙です」(40代前半男性/サービス系/世帯年収700万円)
という声も寄せられている。
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