女性は夫婦共働きで、子どもが1人いる。収入の詳細について「私が年収600万円、夫が年収1200万円です」といい、現在の生活で不満に感じる点は「ほぼないです」。前述の複雑な家庭環境以外には、概ね満足しているようだ。
「車は、そろそろ新車を購入したいけど、ここ何年も国産の中古車を乗っています。子どもが今の車に思い入れがあり、物を大切にするのは良いことだと思いますので、乗り続けています。外食はファミレスが中心で、週1~2回くらいの頻度です。掃除のために週1回、家事代行を頼んでいます」
衣類を購入する際は「ユニクロかZOZOでのセール品を狙います」という。ブランド類を買うことは少ない。ただ先日、夫婦喧嘩をした際には「ストレス発散で夫のカードでフェンディの腕時計を衝動買いした」とのことだ。フェンディの腕時計は安いものなら5万円程度だが、高いものだと40万円以上する。
しかし、最近は夫ともうまく行っているようで、
「今はコロナ禍で夫も私も在宅勤務の頻度が増え、時間的なことはもちろん、体力的にも精神的にも余裕ができました。以前は共働きなのにワンオペ状態でしたから、きつかったです。夫の収入は少し下がりましたが、家事・育児を手伝ってくれるようになり、すごく助かっています」
とも綴っている。
「辛い思いまでして、周りが遊んでいるなか毎日、朝から夜中まで仕事をした結果です」
福岡県の30代男性(金融・保険系)もダブルインカムで、世帯年収1900万円。収入の内訳について「私が年収1500万円、妻が年収400万円です」と明かし、2人の子どもを養っている。現在の収入には「不満は感じていません」というが、現行の税制や行政支援に対しては納得がいかないようだ。
「私は26歳の時に初めて年収1000万円を超えましたが、360日働いていました。今でこそカレンダー通りの生活ができていますが、最初の8年間は1日3時間の睡眠生活を続けていました」
人の何倍も働いて年収を上げてきたため、「辛い思いまでして、周りが遊んでいるなか毎日、朝から夜中まで仕事をした結果です」と語る。しかし、「現実は、努力して収入を上げても税金で取られ、受けられる補助も減らされる……」とこぼしている。
北海道の30代女性は、夫婦2人暮らしで世帯年収2000万円。自身はフルタイムの看護師で、夫は不動産会社を経営している。現在の持ち家は「土地+建物を含めて6500万円で購入しました」といい、夫の仕事柄「原価で建てられている部分が多いです」と明かす。生活感については、
「以前は年1回以上のペースで旅行をしていました。今はコロナ禍で行けていませんが、旅行の際は夫婦でビジネスクラスを利用するのが定番でした。それとは別に主人は、仕事関係でのゴルフを兼ねた海外旅行に年数回。車は3台所有しています。夫婦の財布は基本的に別々で、毎月の住宅ローンの半分を支払ったら、残りはすべてお小遣いです」
としている。
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