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不便?キャッシュレス決済使わず「現金派」を貫く人々 クレカで「痛い目に遭った」という声も 

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キャッシュレス決済が普及する現代においても、現金払いを貫く「現金派」の人たちは少なくないようだ。どんなメリットを感じているのだろうか。

投稿を寄せた山口県の40代女性は、「詐欺などが多い世の中で電子マネーを使わない私は助かっています」と書き出し、

「遅れているのはわかりますが人に情報を奪われる事は、自分が漏らさない限りありません」

情報漏洩などのリスクを避けるために、あえて現金払いを選択しているようだ。(文:天音琴葉)

高額の現金を持ち歩くリスクも

一方で、現金派には別の不安がつきまとう。

「ただし高額の現金を財布に入れて支払いをしに行くまでが不安です。会社の帰りに立ち寄って払うとは行かず、自宅に帰ってから支払いに行くのがおっくうです」

確かに現金を持ち歩けば、物理的な盗難や紛失のリスクは計り知れないだろう 。

続いて投稿を寄せた宮城県の50代女性の場合は、現金払いを選ぶ理由はほかにあるようだ。

「物欲がある方なので、以前カード持っていた時期は、買い物したり飲食代にもつい使用し過ぎてしまい、痛い目に遭った経緯があるので現金派になりました」

クレジットカードは後払いだから、手元に現金がなくても購入できる。便利な半面、この仕組みが使いすぎを招くと指摘した女性。実際、現金派になってからは、

「欲しい物があってもお財布の中身と相談したり、今、購入したら先々の生活費の心配を考慮し我慢するしかないと諦めもつく」

と、無駄遣いが減った様子だ。

「チャージ式は大丈夫」交通系電子マネー、PayPayは使用

もちろん不便さも感じており、「カードのみ決済の時が、あぁダメだわ……って残念に思う時はあります」とのこと。

一方で、この女性は一人目とは異なり、すべてのキャッシュレス決済を否定しているわけではないようだ。

「ただ、交通系電子マネーは通勤の際使用するし、PayPayなどは使用しています。先払いは大丈夫だから」

厳密には現金主義というより、クレジットカードなどの後払いを避け、チャージ式を含む“前払い主義”と言えるかもしれない。臨時収入などを都度入金し、「主に自分の楽しみに使用しています」と、自分なりのルールでキャッシュレス決済も使っているようだ。

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