50代女性(パート・アルバイト/年収100万円未満)はパチスロ歴30年だが、投じた総額は300万円と年間あたり10万円の計算になる。1回に使う金額が少ないのか、あるいは打つ頻度が多くないといったところではあるが、トータルで見れば年収の3倍だ。やめられない理由については「勝った時の血が騒ぐし、あのアドレナリンも忘れられない」と綴っている。
60代男性(フリーランス/年収400万円)はパチンコ歴35年と、前述の女性を上回る。また投じた総額も「2000万円以上」と桁が違う。それだけ打ち続けていれば、やめたいと思ったことも1度や2度ではないはずだ。なぜ年収の5倍以上も使ってまで、続けてしまうのか。
「ボロボロに負けても、翌日に目が覚めると気持ちが新たになり『さぁ~頑張って行こう』ってなる。やめられない理由は、ただ1つ。病気」
「仕事が安定して収入が入り、徐々に行き出した」
「大きく負けた時はやめたい。でも勝った時の興奮が忘れられず、少しお金を手にすれば、また行くの繰り返し」と語るのは30代男性(正社員/年収800万円)だ。パチンコとパチスロの二刀流で、その歴は「早13年」という。
「学生時代に、バイト先の先輩から教えてもらいました。今までの総額は1000万円を超えていると思います。現在は収入もそこそこあるので、何とかなっています。ただ所帯も持ったから、やめないとまずいですね」
60代男性(流通・小売系/年収300万円)は、「パチンコに40年以上」と今回の最多歴を誇る。ただし、投じた総額については、前述の男性同様「1000万円以上」とそこまで派手に使うタイプではないのかもしれない。男性は、パチンコを打ち出した当初から今までを振り返る。
「昭和の一発台の頃、半年ほどパチンコだけで生活をしていた時期もあった。それ以降も『大工の源さん』とか『モンスターハウス』で儲けていた。その後、新基準の台になり、負けが込んで一時やめていた。今は1パチ専門だが、最近は負けが続いている」
一度は断ち切ったはずのパチンコだが、再び打ち出した理由については「仕事が安定して収入が入り、徐々に行き出した」と述べている。
※キャリコネニュースでは引き続き「パチンコなどギャンブルがやめられない人」や「テレワークで快適なこと・つらいこと」などのアンケートを実施しています。
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