パチンコなどのギャンブルがやめられない人は、大金を投じやすい傾向にある。60代女性は、流通・小売系の個人事業主として年収400万円。今までギャンブルに使った総額は500万円で、年収を上回っている。
その理由について「やめたいと思うけど、やめられない」とシンプルに語る。一般に大衆ギャンブルは、参加する全員が勝てることなどあり得ない。そんなことをすれば、胴元であるパチンコ店の経営が成り立たないからだ。
今回はキャリコネニュース読者から寄せられた、ギャンブルがやめられない人の声を紹介しながら、生涯投資額についても着目してみた。(文:鹿賀大資)
「借金300万円。主人と一緒に打っているので、どうにもなりません」
30代女性(パート・アルバイト/年収100万円未満)は、パチンコとスロット歴24年。その間に投じた総額については「分からない」と述べるも、現時点で300万円の借金を抱えている。「主人と一緒に打っているので、どうにもなりません」と夫婦でギャンブルから抜け出せない現状を嘆いている。
50代女性(流通・小売系/年収150万円)も、「パチンコとスロット歴が30年以上」とベテランの域に達する。これまで使った額については明かしていないが、今も借金があり「返済日になると『借金をしているんだ』」と身をもって自覚するそうだ。それでもギャンブルを辞められない理由については、「勝った時の快感が忘れられない」と心境を綴っている。
専門コンサル系の会社に勤務する40代男性は、年収650万円。「パチンコに約30年。1000万円ほどを使っています」と大台を記録している。借金の有無については明かしていないが、貯蓄を切り崩しているのだろうか。
「競艇歴40年、投資総額4000万円」
一方、パチンコ以外のギャンブルにのめり込む声も寄せられたが、いずれもパチンコとは比にならない投資額が特徴だ。
「競艇歴40年、総額4000万円」(70代男性/フリーランス/年収300万円)
「競馬・競艇・競輪に8年。たぶん2000万円ぐらい負けていると思います」(40代男性/個人事業主/年収900万円)
同じくフリーランスの30代男性(年収350万円)は、競馬をメインとし約1500万円を使ってきたという。
「出馬表にヒントがある。毎年少しずつ違うけど、基本的な見方がある。当たれば大きい。少額出費で何十万円にもなるから」
と独自の必勝法を持っているようだ。ただ、トータル収支については明かしていない。その必勝法をWIN5で発揮できれば、億単位も夢ではないだろう。
※キャリコネニュースでは引き続き「パチンコなどギャンブルがやめられない人」や自分の性別がマイナスになっていると感じたことなどのアンケートを募集しています。
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