女性は、「今回の騒動で、スポーツは大切だが、自分はアスリートの努力を肯定するために生きているのではないと感じた」と語り、オリンピック開催に対し否定的な意見を述べた。
「『嫌なら観るな』と言うが、始まったら嫌でも騒ぎは目につきます。それがストレスになると思います」
世界ではまだコロナが収まっていないこともあり、「新型コロナによる不自由や苦しさを二の次にして、大型スポーツの開催をおこなうのは、優先順位が違う気がします」と不満を募らせる。
女性の子どもは学校の行事でオリンピックを観戦する予定だが、「子どもたちは、望んで観に行くわけではありません。ましてや、アスリート達の裏の背景に気を巡らせることもありません」と語った。
その理由として、「色々と我慢させられている中で、目の前でアスリート達が思いっきりスポーツを行うことを観て、何を感じるのでしょう。しかも、自分たちが観たい競技ではないのに」とコメントを寄せた。
神奈川県の40代女性は、「子どもたちの行事が中止されているのに、オリンピックだけ開催されるのは納得がいかない」と憤りを募らせた。小中学校のサッカーですら無観客なのに、オリンピックは観客を動員することが理解できないためだ。
「感染者が増えれば、また夏以降の子供達の学校行事に影響が出てしまう。自分の子供たちの一生に一度の行事を大切にして欲しい」
「具体的な説明もない中で強行することに嫌悪感」
長野県の50代女性は、「具体的な説明も無いまま、なし崩し的に強行することに嫌悪感を否めない」と厳しいコメントを寄せた。女性も他の多くの意見と同じく、
「子どもたちが遠足や運動会を中止し、学生がオンラインでしか授業できない状況。飲食店はじめ沢山の業種が長く廃業の危機とアイデンティティの損失と闘い堪えている。それらをすべて無下にするやり方、考え方での強行は絶対に認められない」
と怒りをにじませた。
神奈川県の50代男性も、「子どもたちは、今しか経験できない色んな行事を制約されている中、なぜオリンピックを優先する必要があるのか理解できない」と語り、オリンピック中止を望むコメントを寄せた。
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