2人に1人があおり運転の被害経験あり 76%が「あおり運転を受けないように」意識していると回答
チューリッヒは8月17日、「あおり運転実態調査」の結果を発表した。調査は7月にネット上で行われ、2230人から回答を得た。
あおり運転を受けたことがあると答えた人は50.0%で、「1年以内にある」という人も全体の18.3%いた。また、近年の報道を受け、「あおり運転を受けないように意識」して運転している人は76.4%となった。
「あおり運転の厳罰化」効果ありそう?
どのようなあおり運転を受けたかについては、「自動車に激しく接近し、もっと早く走るように挑発してきた」が最多の76.5%、その他にも「車体を接近させて、幅寄せされた」(25.3%)、「前方を走る車に、不必要な急ブレーキをかけられた」(20.3%)、「必要のないハイビームをされた」(19.0%)、「執拗にクラクションを鳴らされた」(17.0%)、などが挙げられた。
また、「あおり運転の厳罰化」により危険運転が減少すると思うかと聞くと、「思う」が64.7%、「思わない」が35.3%となった。
「思わない」理由としては、「危険な運転をする人の心理や行動は変わらないと思うから」(67.3%)、「衝動的にあおり運転をすることを抑制するのは難しいと思うから」(43.8%)、「罰則の厳しさが十分でないと思うから」(39.9%)、などが挙げられた。