スレ主が「すみません、ちょっと画面が…」と戸惑っていると、客は「さっき他の店ではできた!」と反論。しかし店の責任者を呼んでも誰がやっても、バーコードは読み取れなかったという。客は現金の持ち合わせもなく、結局「もういい!馬鹿なんか!!」と怒鳴って帰って行ったそうだ。スレ主は
「他のお客様もいる前で罵倒され、メンタルやられました。しかもそのお客様マスクしてなかったです……」
と、どこまでも非常識な客の態度を嘆いていた。
「すみません、愚痴です」というスレ主に対し、スレッドの回答は励ましの声が相次いだ。
「なにそれめちゃくちゃ怖い。頭のおかしい客じゃないですか!」
「大丈夫ですか?もう少し、上司が、しっかりして欲しいと思います。交通事故だと頭を切り替えて欲しいと思いますよ
といった優しい声のほか、他人事ながら激怒して「あー腹立つわ!メンタルやられる前に転職もありですよ」と転職を勧める人までいる。
筆者も日常的にスマホのバーコード決済を利用しているが、読み取れなかったことは一度もない。よっぽどバリバリに割れていたのだろう。決済方法以前に、人として問題がある客だったのではないだろうか。
店員経験者からは「商品を投げ付けられた」という声も
また、スレッドには「接客業やってたからすごく分かる…メンタルめっちゃえぐられるパターンのやつ」と店員目線で同情する声も複数あった。学生時代のバイト経験を思い出し、
「私、毎日買い物してるんだから、あんたレジいじって安くしなさいよって言われたり、お一人様◯個が気に入らないという理由で商品を投げ付けられたことも」
と明かす人もいた。なぜレジの従業員がこんな目に遇わなくてはならないのだろう。理不尽にもほどがある。
こうした客からの不当・悪質なクレームは「カスタマーハラスメント」といい、厚生労働省は企業向けの対策マニュアルを公開している。カスハラによって働く人のメンタルがやられたり離職したりするのを防ぐためだ。
多くのコメントを受け、スレ主は「いい経験ができたと思ってがんばりたいと思います」と健気に返信していた。企業は、こうした従業員を守るよう求められていることを、忘れずにいてほしい。