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専業主夫が画期的な授乳グッズを開発 「ダッドプレナー(パパ起業家)」に集まる期待

米アントレプレナーが「ダッドプレナー(パパ起業家)」を紹介しています。「子育てから得たアイデアを事業化!」と聞くとママ起業家の話と思われるかもしれませんが、子育て中に不便さを感じるのは父親も同じです。

エンジニアだったマーティン・ヒル氏は、妻の仕事の都合で南フロリダへ移住し、「専業主夫」として2歳の娘と3か月の息子の子育てに勤しんでいました。彼がどうしても手こずったのが、息子にミルクを飲ませることでした。(文:遠藤由香里)

授乳する人の肩に取り付けて哺乳瓶をセット

専業主夫が生み出すもの

専業主夫が生み出すもの

試行錯誤の末に思いついたのが、「絵本を読み聞かせながらミルクを与える」というアイデア。というのも彼の息子は、絵本を一緒に読んでいるときがいちばん落ち着いているように見えたためです。

さっそく試してみますが、哺乳瓶を持ちながら絵本をめくるのは至難の業。そこでミルクを飲ませている間、両手がフリーとなる何かを作ってみようと思いついたのでした。

そして発泡スチロールと携帯電話ケース、キッチンの水切りマットで作ったものが、のちに彼が発売する「The Beebo(ビーボ)」の原型となります。

ビーボは授乳する人の肩に取り付けて哺乳瓶をセットできるもので、両手が自由に使えるため授乳中に絵本を読み聞かせるのも簡単です。彼はその後エンジニアとして就職しますが、現在は仕事をやめてビーボの開発や販売に専業で取り組んでいます。

「夫の育児時間」が非常に少ない日本

ベビー用品業界であっても、パパ起業家はまだ珍しいようです。彼は、男性にももっと家庭のことに注目して、イノベーションを起こして欲しいといいます。

「世の中では、父親は働いて母親は子育てをするものと考えられています。授乳しているのは母親なんですよね、母乳じゃないとしても。子育てに関わる大変さに圧倒されると、どうやって楽にやろうか、やりやすくしようかと考え出すようになりますよ」

6歳未満の子どもがいる夫婦の、夫の育児時間を見てみると、日本は1日0.39時間、米国は0.48時間、英国は1.00時間などと各国とも少ない数値です。

とはいえ日本でも、育児短時間勤務を選ぶ男性や、妻が外で働き夫が育児を主に担う夫婦がいることも事実。育児経験を活かして起業する「パパ起業家」の存在感が増す日が来るかもしれません。

(参照)How Stay-at-Home Dads Can Get In on Entrepreneurship(Entrepreneur)

あわせてよみたい:米国で「おうちにいるパパ」増加中

 

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