「野郎ラーメン」が月額8600円で1日1杯の定額サービス 月12杯で元が取れる計算「小遣いを気にせず、お腹いっぱいに」
飲食業のフードリヴァンプは11月1日から、同社運営のラーメンチェーン店「野郎ラーメン」で定額サービス「一日一杯野郎ラーメン生活」の提供を開始する。
同サービスは同日配信開始の「野郎ラーメンアプリ」をダウンロードの上、月額8600円(ヤロウ/税抜)支払うと1日1杯、野郎ラーメンを楽しむことができるというもの。
毎日「野郎ラーメン」が食べられる、対象は18~38歳の食べ盛り・働き盛りの男女
ラーメンは「豚骨野郎」(税込780円)、「汁無し野郎」(税込830円)、「味噌野郎」(税込880円)の3種類から選ぶことができる。また同店が以前発行していた1300円相当のサービスが受けられる「ブタックカード」、他クーポンとの併用も可能だ。
野郎ラーメンは渋谷、恵比寿、新橋、秋葉原など、都内近郊に15店舗を構えており、同サービスは全店舗で利用できる。決済などの手続きはアプリ内の「一日一杯野郎ラーメン生活」パスポートをタップし、店舗番号を入れて店員に見せるのみ。
元を取るには、豚骨豚野郎だと月12杯食べることになる。1か月31日間毎日食べれば2万4180円分にもなるため、週3でラーメンを食べる人にとっては非常にお得なサービスと言えそうだ。
しかしなぜ赤字にもなりかねないサービスを始めたのだろうか。同社広報担当者は、「お腹いっぱいになってほしいからですね」と話す。サービスの対象が18~38歳であることを挙げ、
「僕もサラリーマンなんですけど、食べ盛りの学生、働き盛りの会社員にはお小遣い制という人も多いです。残金を気にして、お昼ごはんはパンだけというのは可哀想……とまではいいませんが、定額制だと安心してお腹いっぱい食べられますよね」
と話す。目標ダウンロード数を聞くと、「設定していない」とのことだ。
「常連のお客様はもちろん、男性も女性も、仕事の第一戦で活躍するための力の糧になればと思っています。『野郎ラーメンに来たらお腹いっぱいになれる』と広く知っていただけたら嬉しいです」
ちなみに同担当者もアプリをダウンロードしてサービス利用する予定だという。
同アプリは「1日一杯野郎ラーメン生活」パスポートが利用できる他、新商品などの情報が発信される。今後もさまざまな優待特典などのサービス展開が行われる予定だ。
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