2019年卒学生の志望業界、「銀行」が2位に転落 就職したいのは「将来性がある」「給与・待遇が良い」企業 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

2019年卒学生の志望業界、「銀行」が2位に転落 就職したいのは「将来性がある」「給与・待遇が良い」企業

19年卒学生の志望業界は……?

19年卒学生の志望業界は……?

志望業界を40業界の中から5つ選んでもらうと、全体の1位は「情報・インターネットサービス」(19.1%)で、前年の9位から大きく順位を上げた。文理・男女別で見ると、「理系男子」(29.8%)の志望者が多く、全体の割合を引き上げたようだ。調査結果を発表したディスコは、「IT業界は早期から積極的に採用に向けて動くため、学生の目に留まりやすい」と人気の理由を述べている。

全体の2位は「銀行」で17.8%。メガバンクでの人員削減の影響を受けたのか、前年の1位から順位を落とした。3位は「調査・コンサルタント」(16.7%)だった。

4位には「電子・電機」(15.8%)、5位には「情報処理・ソフトウェア・ゲームソフト」、「素材・化学」(ともに15.6%)がランクインした。

就職先企業を選ぶ際に重視することを聞くと、「将来性がある」が47.4%で最も多く、「給与・待遇が良い」(44.2%)、「福利厚生が充実している」(31.5%)、「業績・財務状況が良い」(30.4%)などが続いた。

回答率を前年と比較すると、「給与・待遇が良い」(36.7%→44.2%)、「福利厚生が充実している」(26.8%→31.5%)の項目で上昇幅が大きかった。

大学の課題とインターンやESを同時進行でこなすことに「息苦しさを感じます」

就職後のキャリアプランを聞くと、「一つの会社に定年まで勤めたい」が48.2%で最も多いが、前年の49.7%より低下。3年連続で半数を割り込んでいる。一方で「一つの会社にこだわらず、転職などでキャリア・アップを図りたい」は前年の35.1%から36.6%に上昇した。

就職活動についての意見を聞いたところ、

「こなさなければならない課題・レポートや、後期試験に向けた勉強をする中で、同時進行でインターンシップ・本選考に向けてエントリーシートを書いたり、SPI 対策もしなければならない状況に息苦しさを感じます」(文系女子)

など、就活と学業の両立に悩む声が寄せられた。他にも、

「すでに今の時点からストレスを感じている。採用数が増加し、内定辞退に苦しむ企業が出るなど就活の売り手市場が進んでいるとあらゆるメディアから言われているが、果たして自分はきちんと手に職をつけられるのか不安しかない」(文系男子)

のように、就活への不安を寄せる意見もあった。

キャリコネであの有名企業の「働きがい」「年収」「残業」の実態を見る

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ