アルコール77の原材料は、醸造アルコールと香料のみ。ラベルをよく見ると、英語で「It is a sake that can remove bacteria from cooking utensils」(食器の除菌ができる酒です)と記載されている。もともと飲料用として作られているので、食器や食品に使っても問題ないのだろう。
同社の春田和城社長はリリースで、2018年の7月豪雨で甚大な被害を受けた際に、各方面から支援を受けたことを挙げ、
「当社の有する製造設備等を活用して、皆様のお役に立てる製品を提供することで、恩返しにつながればと考えたものです」
と開発の経緯を説明している。
希望小売価格は1200円(税別)。あくまで酒なので酒税385円が含まれている。同社によると、関係省庁の指導の下で出荷しているとのことだ。
ツイッター上では「飲めるし、手に吹き付ければ消毒にもなるのか…!」などと早くも同商品の”別の使い方”をひらめいた人が続出。また、中には「『押すなよ?絶対に押すなよ?』て言うアレですか?」と思わずダチョウ倶楽部のネタを連想してしまう人もいた。