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面接を受けている人は自社の顧客の可能性もある。失礼な態度で接すると顧客を失うことにつながりかねない。そんな投稿を寄せたのは、富山県の40代男性(Web・インターネット・ゲーム)。2020年頃、ある食品メーカーのリモート面接を受けたときのことだ。
面接官は30代後半から40代半ばほどの女性だった。
「当初はよくある”志望動機””今まで何をしてきたか””今後どうしたいか”などの質問に対し答え、やり取りを続けました」
和やかに進んでいるかに思えた面接が、終盤で事態が急変する。(文:天音琴葉)
「それ以来そこの製品は買っていません。セルフ不買です」
面接官が突然、男性に対して信じられない言葉を投げかけた。
「面接もそろそろ終わりに差し掛かろうかというときに、面接官が急に『時間の無駄だった』『雇うメリットがない』などと言い出したため、あっけにとられてしまいました」
面接官が応募者に直接言うべきことではない。暴言と取られても仕方がないだろう。結果は「もちろん不採用」だった。一方で「面接官の気分または趣味あるいは両方で落とされた気分でした」と困惑した男性。同時に、こんなことも思ったという。
「この会社の製品はよく食べてましたし、それまでは好印象の会社でした。曲がりなりにも消費者に対してその言い草はどうなんだろうと……」
男性にとって、この会社は身近な存在だったようだ。それだけに、一人の消費者に対する態度としても不信感を隠せない。
「それ以来そこの製品は買っていません。セルフ不買です」
この会社は採用面接で一人のファンを失う結果となった。
※キャリコネニュースではアンケート「ムカついた面接」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6YW7APDF
【シリーズ:失礼な面接官たち】


