「すべての音が聞こえました」職場トイレが地獄すぎた 冬は極寒、しかも女性社員50人で個室2つ | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「すべての音が聞こえました」職場トイレが地獄すぎた 冬は極寒、しかも女性社員50人で個室2つ

画像はイメージ

職場のトイレが快適かどうかは、働きやすさに直結する要素の一つだ。トイレ環境が劣悪だと、それだけでしんどい。

東京都の50代女性は、以前勤めていた職場のトイレについて「夏は灼熱、冬は極寒」と振り返る。職場は23区内であったが、トイレに空調がないことを始め、多くの欠陥を抱えていた。(文:湊真智人)

「各個室の壁とドアの上下は空いていて完全個室ではなく……」

まずは気温の問題について女性はこう話す。

「換気扇はあるものの、換気のために年中窓を開けていなくてはならない」

充分に機能していなかったということか。またこのトイレは元々和式であったものを洋式に改装したようで、「狭い個室が2つだけ」しかなかった。それに対し、当時女性社員は「50人くらい」だったというから、不足どころの話ではない。

しかもトイレになくてはならないプライバシーにも不備があった。

「各個室の壁とドアの上下は空いていて完全個室ではなく、全ての音が聞こえました」

これでは落ち着いて用を足すこともできない。それから導線にも問題があり、

「個室から出た時に気をつけないとドアが洗面台にいる人にぶつかります」

と常に危険をはらんでいた。こうした苛酷な環境は、特に冬場がきつかったといい、女性は最後にこう書いている。

「洗面台も水しかでなく、冬は冷たく手洗いがとても辛かったです」

冬場の冷水は身体に応えるものがある。このせいで「指先だけ洗う人もいた」というから、衛生面にも心配が残る。

なお、このトイレ環境は個室の数といい、温度管理といい労働安全衛生法(事務所衛生基準規則)に違反している可能性がある。一刻も早い再改装が必要だろう。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ