「トヨタの人事を3年で辞めた」のは間違いか? ”昭和的”な労働観では計りきれないこれからのキャリア

トヨタを退職したのは間違い?

トヨタを退職したのは間違い?

先日、「僕はなぜトヨタの人事を3年で辞めたのか」というnoteのエントリーが話題になった。書いたのは、現在サイボウズで働く20代の男性。トヨタ入社後、希望していない人事部に配属され、仕事に楽しさを覚えてきた2年目に本社労政室に異動となった。

「自分の人生を自分で決められない、一抹の寂しさを感じた」と綴り、働く場所と時間の選択肢が少ないことに疑問を覚えた。その結果、「会社で働く人が抱える閉塞感をなくしたい」と退職を決意し、サイボウズに転職したという。

このエントリーには、「心を打たれた」「自分も同じような理由で辞めた」といった声が上がった一方で、「トヨタブランドのメリットを理解してない」「大きな組織で働くのに向いてないだけ」といった反応も寄せられた。ここでは、今回の件について「生涯年収」と「やりがい」を軸に考えてみたい。(文:ふじいりょう)

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