集英社、新卒採用ページでも『鬼滅の刃』フィーバー健在 担当編集者が「吾峠先生は群を抜いてネームを描くのが早かった」などと語る | キャリコネニュース
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集英社、新卒採用ページでも『鬼滅の刃』フィーバー健在 担当編集者が「吾峠先生は群を抜いてネームを描くのが早かった」などと語る

画像はキャプチャ

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「週刊少年ジャンプ」(集英社)で約4年3か月にわたり連載し、今年5月に完結した吾峠呼世晴氏の人気漫画『鬼滅の刃』が同社の新卒採用ページにまで登場している。同ページでは、歴代の担当編集者3人が作品の裏側を紹介しながら、仕事の面白さを伝えている。

『鬼滅の刃』は2016年に連載スタート。19年のアニメ化を機に爆発的にヒットし、10月から上映中の映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は、公開から17日間で興行収入157億円を突破し、歴代ランキングのトップ10位入りを果たしている。

集英社の純利益、前年比112%増の「209億円4000万円」

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同社の採用ページでは、歴代担当編集者3人の対談を掲載。吾峠氏の初代担当で、現「週刊少年ジャンプ」編集長の大西恒平さんが

「吾峠先生は、群を抜いてネームを描くのが早かったです。毎月必ず1本は長編のネームを送ってくれました。(中略)吾峠先生はダメ出しをされても、絶対に諦めず、何度も何度も新しいネームをつくってきてくれました」

と明かすなど『鬼滅の刃』の誕生に至るまでの裏話が随所に織り交ぜられており、就活生だけでなく作品ファンも楽しめる内容になっている。「『鬼滅の刃』大ブームを支えた社員たち」と題した社員紹介コーナーも今後アップされていく予定だ。

『鬼滅の刃』は、映画の興行収入やコミックスの発行部数が各メディアで話題に上がる中、数々のコラボ商品も登場。スーパー、コンビニなどでは昨今、菓子やフィギュアなどの”鬼滅コラボ”を見ない日はないと言っても過言ではない。

出版業界紙「新文化」によると、集英社の第79期(2019年6月~20年5月)決算の純利益は209億4000万円。前期の98億7700万円から2倍以上に伸ばしていた。一コンテンツのヒットが業績に大きく影響する。もはや「鬼滅」は一大事業と言っていいだろう。

東洋経済の「入社が難しい有名企業」ランキングでも上位常連の同社。鬼滅フィーバーで2022年卒はさらに倍率が高くなりそうだ。

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