京都タワーホテルに「テレワーク専用客室」が爆誕 「イケア」「ニトリ」がコーディネート | キャリコネニュース
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京都タワーホテルに「テレワーク専用客室」が爆誕 「イケア」「ニトリ」がコーディネート

「タワーク・ルーム」(同社提供)

「タワーク・ルーム」(同社提供)

京都タワーホテルと京都タワーホテルアネックスは、テレワーク用途などに日帰り利用できる客室「タワーク・ルーム」を設置した。部屋名は”タワー+ワーク”の意。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テレワークの需要が高まっている社会情勢に応えた形だ。

昨年12月に各ホテル2室ずつ全4室用意。仕事や勉強に”集中できる空間”をコンセプトに、ベッドを外すなどして客室をリニューアルした。各部屋のコーディネートには、人気インテリア企業の「イケア」「ニトリ」が携わっており、座り心地の良い椅子や仕事に快適な照明などを設置している。

「ベッドがあると集中できない」「自宅でテレビ会議がしづらい」などの声に対応

両ホテルを運営する京都ホテルズ&リゾーツの広報担当者は次のように語る。

「コロナ禍でさらに多様化した働き方や学習スタイルに合わせ、ホテルの客室でありながら、シェアオフィスのような個室空間、『あなたのための集中スペース』をご提案します」

同社では、昨年4~5月の緊急事態宣言直後に、通常の客室を日帰り利用する「テレワークプラン」を販売したところ、一定の需要がみられたという。さらに「ベッドがあると集中できない」「自宅ではテレビ会議がしづらい」といったニーズを掴み、タワーク・ルームの提案に至った。

また、京都タワーホテルアネックス1階のレストランを改装して、昨年10月にコワーキングスペース「レジーナ」をオープン(現在は2月7日まで休館)。一時間400円から利用できる手軽さやフリードリンクが好評を受けており、こうした反響も”さらに集中できる個室”の整備につながったという。

「小上がりの畳スペース」を備えたユニークな客室も

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「イケア」がプランニングを手掛けた客室は、”デザインと機能性に優れたユニークな空間”とアピールする。室内には、好みの音楽が流せるBluetoothスピーカーやリラックスできるソファーを完備。リラックスしながらも仕事に集中できる工夫が散りばめられている。

他方、ニトリのビジネスライン「ニトリビジネス」が手掛けた客室は、小上がりの畳スペースを備えたユニークな空間だ。デスク&チェアでの仕事に疲れたら、靴を脱いで畳の上に座ることも可能。自分がリラックスできる好きな体制で仕事をすることができる。

各客室の利用人数は基本的に一人だが、京都タワーホテル840号室(イケアコーディネート)は2人まで可能。現在は日帰りプランのみを販売しているが、「宿泊を希望される場合はお電話にて相談してください」としている。

両ホテルは京都駅前という立地もあり、地元企業で働く人々だけでなく、出張時などにも利用しやすい。同社広報は、

「テレワークだけでなく、出張時や打ち合わせの合間、さらには資格の勉強時間など、さまざまなシーンでご利用いただければと思っております。ぜひ、京都駅前にお越しの際は、お立ちよりくださいませ」

とコメントしている。

タワーク・ルームの利用料金は、2時間1500円(追加1時間ごとに500円)から使える時間利用のプランと、一日当たり4500円で最大11時間使えるプランがある。また、宿泊特典として、京都タワーの展望室入場割引クーポン、京都タワー大浴場~YUU~の割引クーポンがもらえる。

希望者は、ホテル公式ウェブサイト、各種ホテル予約サイト、または電話で予約が必要。コワーキングスペース「レジーナ」は事前予約不要で、フロントにて受け付けをしている。

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