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中小企業の3割が「心の健康に問題を抱えている従業員がいる」

「コロナ禍で従業員の心の健康に悪い影響が出ている」

「コロナ禍で従業員の心の健康に悪い影響が出ている」

アクサ生命保険は3月9日、「職場の健康づくり」に関する調査の結果を発表した。調査は1~2月にネット上で実施し、中小企業で経営者または役員を務める20歳以上1000人から回答を得た。

「身体の健康に問題を抱えている従業員(肥満や血圧が高いなど)がいる」と回答した人は52.5%。「心の健康に問題を抱えている従業員(ストレス過多など)がいる」と回答した人は29.0%だった。

他方で「身体の健康に問題を抱えている従業員と心の健康に問題を抱えている従業員の両方がいる」と答えた割合は26.6%という結果となった。

「コロナ禍で従業員の心の健康に悪い影響が出ている」

「コロナ禍で会社経営全般に悪い影響が出ている」と回答した人は67.6%。業種別にみると、最多は「小売業」で8割を超えた。

経営層と従業員のコミュニケーションについて聞くと、「悪い影響」は24.4%、「影響は出ていない」は71.1%。従業員間のコミュニケーションでは「悪い影響」は23.8%、「影響は出ていない」は72.3%だった。

従業員規模別にみると、経営層と従業員とのコミュニケーションで悪い影響が出ている割合は、50~99人の会社では44.0%、100人以上の会社では38.8%だった。また、従業員間のコミュニケーションで悪い影響が出ている割合は、従業員規模が大きいほど高くなる傾向がみられ、100人以上の会社(49.0%)では半数近かった。

従業員の働く環境については「悪い影響」は36.4%、「影響は出ていない」は58.2%。従業員の仕事のモチベーションについては「悪い影響」は36.9%、「影響は出ていない」は57.9%だった。

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