不倫された側の心の傷は、そう簡単には癒えることはない。50代女性(専業主婦)は「夫が出会い系サイトを使い、本人でさえ数えられないほどの女性と関係を持ったそうです。悔しいやら、情けないやら」と複雑な心境を書いている。一方で30代女性(契約社員)は
「私が第三子の妊娠と出産で身も心もボロボロの中、夫は職場の同僚と毎週のように食事会や映画を観に行っていた。私には『仕事で遅くなる』などといい訳をして」
とコメント。その忌まわしい黒歴史を思い返す度に、唇をギュッと噛みしているに違いない。40代女性(専業主婦)も「主人の不倫は15年以上前のことですが、未だに喧嘩した時に強く責めてしまいます」という1人だ。(文:鹿賀大資)
不倫相手に「妻です。もう会わないで」とメール送信
女性の夫は当時、配置薬の訪問販売をしていたが、その訪問先の主婦と不倫に陥った。夫は女性に「土曜は仕事だから」と出勤のふりをして、実際は不倫相手と遊んでいたという。不倫の発覚は、女性が一枚のレシートを見つけたことだった。
「その日は仕事のはずだったのに、有休を使って遊園地に行っていたことがレシートから判明し、主人を疑いました。案の定、携帯メールをチェックしたら、主婦とのやり取りが。しかも最新の内容が『子どももいるけど、今からでも間に合うかな。この家から連れ出して欲しい』と書いてありました」
しかし女性も怯むことなく、不倫相手にメールで「妻です。もう会わないで」と送信。電話もかけたが、つながらなかった。そこで女性は、夫の携帯電話を取り上げ、新しい機種に変えたという。女性は「主人が土下座で謝ったから、とりあえず離婚は踏みとどまりました。現在も怪しい雰囲気はありますが、お金がないので我慢しています」と書いている。
「足がすくんでしまいました」
別の40代女性(パート・アルバイト)は、ある晩に目の当たりにした衝撃的な現実を明かす。その当日、女性が仕事から帰宅すると、夫はすでにいなかった。インフルエンザで寝込む子どもを残し、いつもの如く「仕事の付き合い」と飲み会に出かけていったという。
「不信に感じたので電話をかけると『明日も仕事だからそろそろ帰る』と旦那。そこで私が迎えに行くと伝えたら、なぜか『来なくていい』と拒みました。それきり電話に一切出ず、家の前に出て帰りを待っていたら2台のタクシーが近くづいてきました。1台は旦那が、もう1台にはPTAのママが乗っていました」
そのPTAのママというのが、女性の夫の不倫相手だった。女性の子どもとは違う学年の母親で、PTAの飲み会を通して不倫に発展。女性が目撃した2台のタクシーは、恒例の“ホテルへ向かう”途中だった。2台が女性の目の前を通り過ぎた時「足がすくんでしまいました」といい、
「結局インフルエンザの子どもを置いて行けず、ラブホまで追いかけませんでした。でもこれが失敗でした。証拠がないので旦那とPTAママは勝ち誇っています。私はそんな人が許せません」
と綴っている。
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