キャリコネニュース読者から寄せられる「会社辞めよう」と思ったエピソードで目立つのは、上司に恵まれなかった人の声だ。一方で、「後輩や部下に恵まれず、退職を決意した」という声も寄せられている。(文:林加奈)
※キャリコネニュースでは「会社辞めよう……と思ったエピソード」を募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/EYERWBZ9
バックレ出戻りバイトの悪行、店長は注意しないどころか……
販売・サービス職の30代女性の勤務先では「バックレたバイトの人がやっぱり働きたいと言いに来て、翌日から一緒に仕事をやり出しました」という。よほど人手不足なのだろう、そのバイトも即戦力だったようだ。
「2人で店を回しているため、休憩時に自分が抜けてその人ひとりになると店の商品を仕事中にただ食いしたり、隠し持って帰っていて在庫が合わなくなっている。にもかかわらず、店長は注意しないどころか、誰よりも時給を高くしている」
バックレたバイトが戻りたいと言い出すだけでも驚くが、それを受け入れる職場にもさらに驚かされる。そのうえ謎の優遇では、女性が辞めたくなるのも仕方ない。
「文句ばかりで全く動かずミスばかり」の部下に苦慮
クリエイティブ職の60代男性は出向先の子会社で中間管理職となった。ところが、男性によれば部下たちは「問題行動が多くて他部署では使われない低能力社員と高齢再雇用。文句ばかりで全く動かず、ミスばかり」というポンコツ評価。
「直属の上司は彼らと私的交流があり、私の指導を受けた彼らは頭越しに上司に訴え、上司はそれ受け入れて私を逆に𠮟責。その上司も定年再雇用の管理職で保身ばかり考えている」
「それでも生産性を上げるために提案しようとして、新規事業の検討を一人でやっていたら部下は『勝手なことをやっている』と告げ口。真に受けた上司は即刻停止を命じてきた」
男性は「無責任、保身、ごますり……やってられるか」と匙を投げた様子で綴っている。