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「Fランク大に進学しやすくなり、専門学校は経営不振」 手取り16.5万円という女性

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キャリコネニュースで「手取り20万円以下」をテーマにアンケートを実施したところ、兵庫県在住の40代女性(正社員/年収250万円/既婚)から、ある専門学校の内情を明かす回答が届いた。(文:okei)

※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下」の方にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22

「学生数減少による経営不振を職員の人件費で補おうとする」

「専門学校勤務です。高校生が望めばFランクの大学に進学しやすくなった事もあり、短大と被る資格取得を目的とした専門学校を選ぶ学生が明らかに少なくなっています。それは仕方ないのだけれど、学生数減少による経営不振を職員の人件費で補おうとすることがあまりにも露骨で」

と不満を語る女性の手取りは16万5000円。年収およそ250万円だ。その回答からは、大学に進学しない学生の受け皿になってきた専門学校が、いまは危機的状況であることがうかがえた。

「週5勤務を週4にされ、給料は明らかにダウン、なのに担当科目は逆に増やされる謎の現象。たぶん非常勤講師代すらケチっている。ボーナス1か月半。リモート授業はできるスキルやネット環境を整える設備投資費用がないため行わず」

また「新卒で就職する学生のほうが手取りがいい」と腹立たしげに語る女性は、「もう辞めたいけど、大学院卒程度のスキルを持っていて、こんな薄給で働く人いないから代わりを見つけられない」とも嘆く。自身の代わりに働く人を見つけないと、辞めるに辞められないと考えているようだ。

女性が働いている理由は、「知人の紹介だったのと、面接する日に初めて条件書を見せられたから」とのこと。憤りをあらわにして、こう綴っている。

「こんなにひどい給料でこんなに酷使されると知っていたら絶対に働いていません。給与額が後出しなところは本当にブラックです」

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