事務職から肉体労働に回された40代女性 ケガしても「右手使えるでしょ?歩けるでしょ?」 | キャリコネニュース
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事務職から肉体労働に回された40代女性 ケガしても「右手使えるでしょ?歩けるでしょ?」

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10数年事務でしか働いてこなかったという40代後半の女性から、キャリコネニュースに「事務職でもなんでもない、作業の現場に行かされました」という嘆きの声が届いた。現場を体験した女性は、「今辞めたいと思っています」と悩みを明かした。(文:コティマム)

※キャリコネニュースではアンケート「会社をやめようと思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9

常に重たいものを持つ現場で「1日11~12時間勤務」

女性は家庭の事情で、本来はできない県外への異動を希望。その後事情が変わり戻ってきたが、もとの事務職には戻れなかった。そこで与えられた仕事は、「常に重たい荷物を持つ作業の現場」だったという。

「『そこしか空きがない』という話で、『事務職が空いたらお願いします』と、異動した最初の日の人事課長の面談の時話しましたが、『そんな事俺が決める事』と一蹴されてしまいました」

「それでも力がない中必死で」頑張ったという女性。しかも1日11~12時間勤務が続くという過酷さで、1か月後には手をケガしてしまった。しかし職場の対応は酷いもので、

「私の不注意でもありますが、報告の時、サブの上司から『右手使えるでしょ?歩けるでしょ?軽い物なら持てるでしょ?』と何度も言われ、1週間後の診断が出るまでの休みを除いた出勤日2日間仕事しました」

と女性は振り返る。さらに上長からは

「会社の温情で異動させてやった。あなたにはこの作業しか仕事がない。それができなくなったらどこに行くつもりだ!この先の事を考えておけ」

と圧力をかけられたそうだ。

「あなたはここしかないのわかってる?」

女性のけがの診断結果は「3週間の自宅療養」となった。きちんと治して仕事に出たかった女性だが、診断書を出しに行ったとき、サブからまた「軽いものなら持てる。仕事できるでしょ」と言われてしまう。それでも休みを願い出ると、上長が出てきてこんなやりとりとなった。

「『あなたはここしかないのわかってる?』と聞かれ、でも『休んで治したい』と話した所、また『ここしかないのわかってるよね?』と解雇を匂わせる言葉をかけられました」

けがの療養よりも仕事を優先させる上司たち。耐えかねた女性は組合本部に匿名で尋ねたが、相手は「その上司はバカだ」としつつ「辞めさせる事は会社としてはない」という答えだったという。女性は「いろいろ理由をつけて辞めさせられそうです」と追い詰められた現状を綴っていた。

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