この動画で学べること
- プロジェクトマネージャー次第でITエンジニアのモチベーションが変わることが分かる。
こんな人におすすめ!
- プロジェクト内で起こり得るトラブルを把握したいプロジェクトオーナー。
- メンバーから嫌われないプロジェクトマネージャー像を模索したいPM。
- 嫌なPMに当たり、ひとりでストレスを抱えてしまっているITエンジニア。
SESの派遣先で「怒鳴るPM」に当たってしまう
この動画ではどんなことが学べるの?
企業とフリーランスエンジニアとのマッチングを行うエージェント会社が、現役ITエンジニアに「ブラック現場エピソード」を聞いているよ。興味深いことに、3つともPM(プロジェクトマネージャー)に関するものなんだ。
え、どういうこと?
このエンジニアはSES(System Engineering Service)会社から、あるクライアントのプロジェクトに常駐して働いていたんだけど、どうも「PMガチャ」の運が悪くて、立て続けに変なプロジェクトマネージャーに当たってしまったらしい。
そもそもSESの「準委任契約」は派遣契約と違って、現場での指揮命令権はないはずなんだけどね。
そういう「偽装請負」的なところからしてブラックなんだけど、この人が派遣された現場のPMが非常に横暴だったらしい。すべての方針を自分が決め、思うようにいかないとエンジニアを怒鳴る。
長時間労働も慢性的で、定時に帰った人を個人携帯に電話して連れ戻すといったこともしていたそうだ。SESの営業担当者に相談したところ「もう少し我慢してくれ」と言われ、逆らうと差別的な扱いを受けるので従わざるを得ず、板挟みになってしまった。
長時間労働も慢性的で、定時に帰った人を個人携帯に電話して連れ戻すといったこともしていたそうだ。SESの営業担当者に相談したところ「もう少し我慢してくれ」と言われ、逆らうと差別的な扱いを受けるので従わざるを得ず、板挟みになってしまった。
いまどき怒鳴るPMっていうのも珍しいね。
もう一人は、面と向かって怒鳴れないフルリモート環境になってから、グループチャットで暴言を吐くタイプ。汚い言葉を連発したり、「この業界辞めたら?」などと言うタイプだ。
「医師の診断書でPJ脱出」が危ない理由
それはダメだよ。普通の会社ならパワハラで一発退場だ。
そういうところが、いろんなところから人材を寄せ集めた、と言ってはアレだけど、常設の組織ではないプロジェクトの甘いところなのかもしれないね。
このときも営業は解決策を打ってくれなかったので、この人はプロジェクトの最中にもかかわらず、医師に診断書を出してもらって抜けだしたらしい。動画では「法的に成立するので、これもひとつの手かな」「ぜひ参考にしていただければ」と言ってたけど……。
このときも営業は解決策を打ってくれなかったので、この人はプロジェクトの最中にもかかわらず、医師に診断書を出してもらって抜けだしたらしい。動画では「法的に成立するので、これもひとつの手かな」「ぜひ参考にしていただければ」と言ってたけど……。
これは危ないね。うつ病と診断されると、団体信用生命保険の加入審査に通らなくなり、住宅ローンが借りられなくなることもあるよ。
そうなんだよね。仮病を使うのもメンタルを犠牲に働くのも、どちらもリスクがあるから避けるべきで、会社はエンジニアをちゃんと守ってあげて欲しい。
最後のひとりは、怒鳴りはしないんだけどネチネチ言うタイプ。意見がコロコロ変わり、指示に従って仕事をしたのに、報告すると「それを鵜呑みにするなよ」と言われたり。
伝統的な大企業を除けば、部長や課長といった肩書きは減りつつあるけど、その代わりプロジェクトマネージャーに対する愚痴が増えることになるのかもしれない。
最後のひとりは、怒鳴りはしないんだけどネチネチ言うタイプ。意見がコロコロ変わり、指示に従って仕事をしたのに、報告すると「それを鵜呑みにするなよ」と言われたり。
伝統的な大企業を除けば、部長や課長といった肩書きは減りつつあるけど、その代わりプロジェクトマネージャーに対する愚痴が増えることになるのかもしれない。
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