「30円も払えない奴だと思うのか?」クレーマーが激怒 30分以上、謝り続けた女性の回想 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「30円も払えない奴だと思うのか?」クレーマーが激怒 30分以上、謝り続けた女性の回想

画像はイメージ

画像はイメージ

クレーマー気質の人は、事あるごとにイチャモンをつけようとするものだ。クレーマーに「ぶち当たりました」という50代女性は、かつて働いていた薬局での体験を振り返った。

女性自身のミスではないが、ある客から30円ほどもらい忘れたことがあった。店側のミスだから「損金扱い」にするはずだった。ところがその客が来店したとき、スタッフが声を掛けてしまった。

すかさず女性は客に「こちらの間違いです」と、30円をもらうつもりがないことを伝えた。すると客は、払わなくていいと言われたことで、怒り出したのだった。(文:天音琴葉)

他のお客さんは「なに? あの人、文句言ってやりたかった!」

「なんだ! 30円も払えないやつだと思うのか?」
「大体、お前らがちゃんとしてないからだ!」

と、客は真っ赤な顔で激怒した。いっそのこと30円を受け取ったほうが揉めずに済んだように思えるが、女性は「こちらのミスだからお客様には負担させられない」と、30分以上も謝り続けたそう。そのときの心境を

「誰も助けてくれず。座り込まれて、ネチネチ被害妄想みたいな話を聞かされ。他のお客様が 『なに? あの人、文句言ってやりたかった! それは』 と怒って下さったから、救われました」

と振り返った。この体験から次の教訓も得たようだ。

「お客様は神様。なら、神様に見合うお客様で自分もあらねばなと汗だくのあと感じた」

実際のところ、企業は客に見合った対応をするように変わりつつある。百貨店やコンビニ、首都高など、独自にカスハラ対策を講じる企業が増えているほか、東京都では4月から全国初のカスタマーハラスメント防止条例が施行される予定だ。もはや客は神ではない。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ