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同族経営の会社では、時に現代のコンプライアンスを無視した“独裁国家”のような光景が繰り広げられることがある。60代女性(事務・管理)から、あまりに前時代的な職場の実態について投稿が寄せられた。
「北海道や九州から来てる人はうんざりだろうなと思いました」
こう女性が振り返るのは、コロナ前まで日常的に行われていた「全国総会」という名の会議だ。その名の通り全国の支店長クラスが都内の公営会議室に集められた。異様なのはその席次だった。(文:天音琴葉)
「嫌で嫌で仕方ありませんでした」
その会議では、支店長クラスが売上順に座らされていたという。そして、成績の低い支店の支店長や次点クラスが、徹底的に罵倒される場となっていた。さらに、売り上げワーストの支店の支店長と副支店長に限っては、本社の一室に集められたという。
「売り上げの伸びない理由を述べさせ、とうとうある女性は泣きだしました。いじめと怒号とつるし上げの罵倒の会議でした」
さらに女性が絶句したのは、上層部の振る舞いだ。社長と専務、そしてその妻という同族経営の面々は、狭い部屋で堂々とタバコをふかしていた。
「この分煙禁煙の世の中に昭和のルールがまかり通っていました。コロナ前まではそれが日常で私は嫌で嫌で仕方ありませんでした」
怒号が飛び交い、煙が充満する密室。女性はコロナ禍で移動制限がかかり、この総会が中止になった際には「本当に小躍りして喜んだ」と当時の心境を明かしている。
だが、この会社の本質的な恐ろしさが牙をむくのは、パワハラ会議がなくなった後のことだった。【後編】へ続く。
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