
画像はイメージ
素人が思いつきで始めたような飲食店で働くと、無用な苦労を背負い込むことになるようだ。
「商品数を増やしたいから、勢いのあるお店のパクリで行こう!と言われたり、ブレブレの運営にウンザリでした」
そう投稿で明かす40代女性は、飲食店のテナントも扱う不動産屋の社長に「自分もカフェを始めたい」と誘われ、店長としてカフェをオープンさせた。だが、素人スタッフたちの暴走によって現場はかき回されていく。(文:篠原みつき)
他のスタッフが勝手に模様替え→保健所から自分がキツく叱られる
オープンに際し、飲食業の経験者だった女性自身が「食品衛生責任者」として届け出をしており、衛生管理や設備管理にも気を配って運営していたという。ところが……
「他のスタッフから、見栄えの悪い部分を隠したいと提案があり、保健所に届けていない内容の配置換えや仕切りのカーテンを取り付けるなど、勝手に模様替えをされました」
飲食店では、間仕切りの変更や設備の増設などを行う際、事前に保健所へ届け出をしなければならないケースがある。無断で行うと衛生基準を満たさなくなる可能性があるからだ。
しかし、他のスタッフたちはお構いなしだった。
「消防法の範囲内での配置なのに、作業台を増やしたり、商品が決まってないのにショーケースを増やしたり。案の定、保健所のチェックが入った時に私が呼ばれてキツく叱られました」
ちなみに保健所の立ち入り検査は、数年ごとの営業許可の更新時だけでなく、通報などにより抜き打ちで行われることもある。
「私とは働きたくないと意見があったそうです」
責任者として保健所から叱責された女性は、たまらず「感情的に怒ってしまいました」と明かす。
店長の管理を無視された挙句のトラブルなのだから、怒りが湧くのも無理はない。ところが、この一件で事態は思わぬ方向へ向かう。
「私が感情的に怒った翌々月に解雇されました。他のスタッフからも、私とは働きたくないと意見があったそうです」
感情的に怒ってしまったとはいえ、真面目に店を回そうとした店長が追い出される形となった。
「そのカフェは今も営業を続けています。飲食業を未経験の人たちだけで運営している不安だらけのカフェなので、真面目に取り組もうとしていた事が馬鹿らしく思えました」
知識や経験のある人が不在の店で、次に保健所のチェックが入った時に誰が責任を取るのか気になるところだ。
※キャリコネニュースでは「社長にムカついた話」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/RSG5XVWA
「お前どこにいるんだ、会社に来い!」海外出張中、社長から怒鳴られ…年収950万円の営業マンが絶句したワケ


