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求人票の嘘や度重なる労基法違反。普通ならすぐに逃げ出すような真っ黒なブラック企業に、なぜか長年勤め続けてしまう人がいる。
投稿を寄せた40代女性(建築・土木技術職/年収300万円)は、10年以上前にハローワーク経由で入社した現在の会社について、凄まじい実態を明かしてくれた。
「社保完備・土日休み」は全部嘘。給料の振込手数料まで自腹
入社前、求人票には「社保完備、土日休み、交通費全額支給、毎月10日払」と好条件が並んでいたという。しかし、いざ入社してみるとその内容はすべてデタラメだった。
「入社してまず驚いたのが、休みが日曜日しかない事。フルタイムで働き週休1日。『あれ?これ労働基準法違反してないか?』と。サブロク協定(編注:労働時間の労使協定)も結んでなさそうだし。ちなみに社保完備も嘘でした」
さらに、給与形態もめちゃくちゃだった。
「残業代がおかしい事。日給8000円実働7時間、残業すると残業代が800円。本当に謎でした。でも『私の仕事が遅いから仕方ない。勉強代を払ってると思おう』と考えました」
泣く泣く自分を納得させていた女性だが、数年勤めるうちに会社の実態がさらに明らかになっていく。
「挙句、賃金未払いもしょっちゅう。給料日10日ってのもいつの間にかズレていき、15日になり月末になり。たまに給料5万とか…1か月しっかり働いてるのに5万て(笑) しかも給料を振込する際の振込手数料は従業員負担…」
なんと「給料から手数料を引いた金額が振り込まれます」というから驚きだ。
「普通の人はみんな辞めていきます」
これほどまでの無法地帯であれば、当然ながら労働基準監督署の査察も入る。しかし、社長はまったく悪びれる様子がなかったという。
「昔から何度か監督署が査察に来ていますが、ある時、社長が言った一言。『うちはブラックだから。無理なら辞めれば良いだけ』」
トップが自らブラック企業であることを開き直っているのだ。当然、「普通の人はみんな辞めていきます」と女性は語る。
ところが、令和となった今でもその会社は潰れずに存続している。「働いている人達が未払いなどの負担をかぶりながら何とか会社を支えている状態」だそう。驚くべきことに、女性自身もまだこの会社に勤め続けている。
その理由を、女性は笑い飛ばしながらこう明かす。
「でもね、会社はダメだけど人間関係は良いんですよね(笑)みんなで苦楽を共にして協力し合って頑張ってます。あ、私もまだ勤めてます(笑)会社は全然ダメだけど、仲間は大事にしたいなと思うのでした」
過酷な労働環境が、結果的に社員同士の強い結束に繋がったのかもしれない。
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