女性が働きやすい企業1位は野村證券「育児・介護休暇制度が充実。復帰後も問題なく元の職種に戻れている」 | キャリコネニュース
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女性が働きやすい企業1位は野村證券「育児・介護休暇制度が充実。復帰後も問題なく元の職種に戻れている」

女性社員が働きやすい企業ランキング

女性社員が働きやすい企業ランキング

企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は12月10日、「女性社員が働きやすい企業ランキング」を発表した。

ライフスタイルの変化が仕事に影響しやすい女性社員。そんな女性社員に支持されるのは、どのような企業なのだろうか?

「キャリコネ」の女性社員ユーザーによる「労働時間」「やりがい」「ストレス」「休日」「給与」「ホワイト度」の6項目の評価の平均点(総合評価)が高い企業をランキング化した。【参照元:キャリコネ】

かんぽ生命保険「育児休業は3年間、短時間勤務は子どもが9歳になるまで取得できる」

共働き世帯が増加し、家庭のことも夫婦で協力し合う世帯が増えている。だが妊娠・出産、介護等の事情が発生すると、仕事を続けたくても両立が難しいと判断し、退職を選ぶ人もいる。

近年は「女性活躍推進法(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律)」などにより、女性が働き続けやすい環境が整いつつある。今回ランクインしたのは、女性活躍推進に積極的に取り組んでいる企業だ。

ユーザーの投稿からは、各種休暇制度や在宅勤務・時短勤務等の柔軟な働き方が選択できる制度が整っているだけでなく、実際に「制度を利用しやすい雰囲気があるかどうか」も大切な要素となっていることがうかがえる。

また、託児所や授乳室の設置、復職や管理職になるためのセミナー開催などさまざまな支援を積極的に行う企業が上位を占めた。トップ10入りした企業の採点項目別の得点や、女性社員のユーザーの口コミも紹介する。

1位:野村證券

1位:野村證券

1位:野村證券

「育児休暇の取得、育児短時間勤務、介護休業等についても制度が整っていて、取得実績も多数あります。復帰後も問題なく元の職種に戻れています。今までと同じく働けるかどうかは会社の問題ではなく当人の考え方次第であり、会社の育児介護両立支援の対策は整っているほうだと思います」(カウンターセールス/40代前半女性/年収700万円/2013年度)

「女性の活躍はとても多いです!第一線での管理職の数は年々増え、そのうえで出産や子育てをしながら、定年まで働く女性は多くいます。全国転勤型の女性も海外へ転勤希望で出向することもあり、活躍の幅を広げたい方にはとても向いていると思います。男女差はあまりありませんし、自己実現には良い会社です」(代理店営業/20代後半女性/年収980万円/2017年度)

2位:かんぽ生命保険

2位:かんぽ生命保険

2位:かんぽ生命保険

「(女性の出世について)女性が多い事務サービスセンターなら十分に可能です。現に女性の割合が増えてきています。事務系は子育てにも理解があります。全社的に女性活躍を推進しているので、これからもっと増えるのではないかと思います。女性向けのキャリアアップセミナーなども行っています」(金融関連職/20代後半女性/年収350万円/2017年度)

「出産・育児・介護制度は非常に充実しており、併せて取得しやすい風土がある。また、妊娠中も短時間勤務が適用となるし、育児休業は3年間、短時間勤務は子どもが9歳になるまで取得できる。なので、出産・育児を理由に会社を辞める人は少ない。女性が働き続ける環境は備わっていると感じる」(会計/20代後半女性/年収600万円/2016年度)

3位:スターバックスコーヒージャパン

3位:スターバックスコーヒージャパン

3位:スターバックスコーヒージャパン

「結婚して、妊娠して産休や育休を取得して1年、1年半など自分のタイミングで復帰できます。復帰あとも時短勤務を選ぶこともできるので、女性にとってはすごく働きやすい環境にあると思います。お店のスタッフとコミュニケーションを普段から取ることで、子どもが熱を出して急に休まないといけないときも周りのスタッフに助けてもらえます」(店長/30代後半女性/年収580万円/2016年度)

「月の公休は10日です。ちゃんと10日取得できますので、飲食業では恵まれてると思います!残業が発生することもありますが、きちんと給与も支払われます。休日出勤は繁忙期や、新店舗などの特別なときでなければ、あまりないと思います」(店長/30代後半女性/年収550万円/2014年度)

サイバーエージェント「エステ制度がある。対象女性社員は毎月欠かさず受けている」

4位:リクルートホールディングス

4位:リクルートホールディングス

4位:リクルートホールディングス

「もともと男女平等の会社。実力、意欲があれば、性別、国籍、年齢などは関係ないというスタンスが制度上はもちろんのこと現場にも浸透している。全社で働き方改革に取り組んでおり、女性社員の育児両立はもちろんのこと、男性のワークライフバランスも浸透している」(法務/20代後半女性/年収500万円/2012年度)

「会社として女性管理職を増やそうとする意識が高く、そのために環境を変える覚悟もある。若手女子を集めたキャリアイベントが開催されたり、在宅勤務制度も整っていたり、東京なら社内託児所があったりする。実際バリバリしすぎてない女性管理職も増えており、働きやすい風土が徐々に生まれていると感じる」(人事/30代前半女性/年収700万円/2011年度)

5位:東京海上日動火災保険

5位:東京海上日動火災保険

5位:東京海上日動火災保険

「多くの方が時短勤務で働いています。また一部署で2人など時短や産休の方がいる場合もあり、それは当たり前という雰囲気であるため結婚してからも働きやすい職場だと思います。キャリアに関しても、最近は育休後に復帰してから(お子さんがいても)バリバリ働かれる方が多く、女性で部長クラスの人も多いです。そのため女性の出世も独身、既婚、子の有無などは一切関係なく、本人のやる気とレベルに左右されると思います。基本的にはどの社員も仕事に積極的で頭の良い人が多いので(男女問わず)、社内いじめのようなものもなく働きやすい環境かと思います。足の引っ張り合いとかもなく、仕事ができる人は自然と昇格していきます」(その他職種/20代後半女性/年収650万円/2018年度)

「努力し成果を出せば、必ず評価され女性の出世は可能で、管理職もいます。また普通に役割を果たしていけば一定に、給料も上がっていきます。女性社員が多いため、女性の活躍あっての会社です。サバサバした意見をはっきり言う女性が多いですが、皆性格が比較的良く、仲も良いです」(営業/20代前半女性/年収550万円/2017年度)

6位:ソフトバンク

6位:ソフトバンク

6位:ソフトバンク

「会社としての夏休みがないのですが、有休が取りやすくていいです。夏以外に、冬や春など長期休暇を取って旅行をする人が多いです。産休、育休も取りやすく、復帰してくる女性社員も多いです。また、5年ごとにリフレッシュ休暇がもらえます。保養施設も充実しており、福利厚生は非常にいいです」(マーケティングコンサルタント/30代前半女性/年収500万円/2013年度)

7位:サイバーエージェント

7位:サイバーエージェント

7位:サイバーエージェント

「エステ制度というものがあり、ある一定のレイヤーを超えた女性社員はエステや美容を受けることが可能です。会社から支給して受けることができるので非常に良い制度だと思います。女性社員は必ず毎月欠かさず受けている社員ばかりです。今月もしっかり行きました」(代理店営業/30代前半女性/年収500万円/2017年度)

8位:SMBC日興証券

8位:SMBC日興証券

8位:SMBC日興証券

「福利厚生に関して特段問題なし。有休が取得しやすい雰囲気がある。自分の誕生日や家族の誕生日や記念日に休めるメモリアル休暇があり、2か月に1度は必ず有休を取らなければならない。そして金融機関のため、盆や年末は休みでないが、夏と冬に連続5営業日(最高9連休にできる)の休暇取得が可能である」(コンサルティング営業/20代前半女性/年収350万円/2014年度)

9位:アクセンチュア

9位:アクセンチュア

9位:アクセンチュア

「女性のキャリアプランや働き方などについても、会社として積極的に取り組み、社員全体にその意識を高めていく機会が持たれていたと感じる。育児をされている社員から、どのように仕事と育児を両立して、毎日を充実させているかなどお話を聞くこともできた」(コンサルタント/30代後半女性/年収600万円/2014年度)

10位:三井住友銀行

10位:三井住友銀行

10位:三井住友銀行

「女性が多い職場なので、産休制度・育休制度・時短勤務制度は充実している。1つの支店に必ず数人は制度の活用者がいるので、周りに気兼ねすることなく制度を使うことができる。私が勤務している支店については、育休取得者が2名いるが、それ以外に時短勤務を行っているワーキングマザーが2名、通常の勤務形態のワーキングマザーが2名在籍している。勤務時間が他の人より相対的に短くても、戦力になっている人は多いので、安心して働くことができると思う」(カウンターセールス/30代前半女性/年収550万円/2017年度)

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に女性社員のユーザーから10件以上の評価が寄せられた企業。対象期間は、2017年4月~2018年3月。

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