社会人の6割「経費申請しなかったことがある」 「少額で気まずかった」「担当者があからさまに嫌な顔」 | キャリコネニュース
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社会人の6割「経費申請しなかったことがある」 「少額で気まずかった」「担当者があからさまに嫌な顔」

社会人の6割「経費申請しなかったことがある」

社会人の6割「経費申請しなかったことがある」

法人個人間のスマホ送金サービス「業務用プリン」を提供するpringは5月21日、「会社員の経費申請」に関する調査結果を発表した。調査は今年4月にネット上で実施し、20~39歳の会社員で1年以内に経費申請をした300人から回答を得た。

経費(会社のための出費)を自腹で支払った経験を聞くと、「複数回ある」が53.7%、「1度だけ」が10.7%。合計64.4%が”経費自腹”をしたことがあるとわかった。

複雑な経費申請、申請が気まずい状態は「経費ハラスメント」

経費申請をしなかった理由は、1位が「申請が面倒だったから」(48.7%)、2位は「少額で気まずかったから」(38.3%)。3位以降、「領収書をなくしたから」(34.7%)、「申請期限が過ぎてしまったから」(19.2%)と申請者の不手際が続くが、5位に「承認者に却下されたから」(11.4%)が入る。

ほかにも「ケチだと思われたくないから」(8.3%)、「部下や後輩の手前で見栄を張ったから」(6.2%)といった人もいる。同社は、社員が「時間と手間をかけて手続きをするくらいなら自腹でいい」と思うほど面倒な申請フローがあることのほか、

「『こんな少額で会社に申請するのは気まずい』と感じる雰囲気があるとしたら、それは会社が社員に経費自腹を強いる、”経費ハラスメント”と言えるのではないでしょうか」

と指摘する。また経費の建て替えによって「自分の生活を圧迫された」という人は22.7%。勤務先の申請フローについて「経費申請しにくい」(19.7%)、申請時の雰囲気を「申請しにくい」(22.3%)と回答した人は各々2割ずつとなった。

「周りが経費を申請しにくい雰囲気を出しているので、下っ端は特に申請しにくい」

経費申請に関して思うことを聞くと、「その時の売上によって申請できるできないが曖昧なこと」(30代女性)、「社長に関するものは範囲が広いが、一般社員は狭い」(40代男性)と申請基準が一律ではないことや、

「上司がケチ」(40代女性)
「周りが経費を申請しにくい雰囲気を出しているので、下っ端は特に申請しにくい」(20代女性)
「経費申請をすると担当者があからさまに嫌な顔」(30代女性)

など、申請しにくい雰囲気であることに対する不満が挙げられた。ほかにも「細かく理由を聞かれる。見ればわかるような備品ばかりなのに!」(20代女性)、「会計士から、経費で自分のカードにポイントが加算されたことをツッコまれた」(30代女性)という人も。

また、申請ができたとしても、「申請から振り込みまでに時間がかかる時がある。月に5万程度、経費で支払いがある事が3か月続く時、振込が遅いと少々不安になる」(30代女性)、「いつ振り込んだか教えてくれない」(30代女性)と嘆く人もいた。

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