車の運転と同じで、なぜかカラオケも人の性格は出やすい。販売・サービス職の40代女性からも、
「自分が歌っているとき以外は、トイレかタバコで席を外し、他人の歌は聞かない人がいた。感じが悪いので、だんだん誰もその人を誘わなくなった」
といった声が挙がっている。今回はキャリコネニュース読者から寄せられた、カラオケで自己中な人に振り回されたエピソードを紹介する。
管理・事務職の40代男性は、自称「カラオケ盛り上げ上司」に迷惑している。「自分が一番になりたい」というタイプの上司だ。「部下の曲が盛り上がりそうになると、何も言わずに曲を強制終了してくる」という。
「場がシーンとなり、その間が寒いこと寒いこと。それでも上司が歌うときは、みんなで盛り上がったフリをしないと機嫌が悪くなるからたちが悪い」
「頼むから部屋別で一人カラオケしてくれ」
技術職の30代男性は、カラオケ好きの社長に対する不満を綴っている。
「よく一緒にカラオケに行きますが、当の本人は酒と煙草のせいか、ガラガラ声でお世辞にも上手いとはいえない。なのに自分では上手いと思っているのか、何回も連続で歌う。社長なので『上手い』と言うしかなく、かなり辛い」
また、社長の知っている曲が流れると、他の人が歌っていてもお構いなしに、横で大声で歌ってくるという。男性は、「気持ちよく歌えないので、頼むから部屋別で一人カラオケしてくれ」とこぼしている。
「家族に聞いてもらえばいいのに」
技術職の30代女性は、同僚と上司への愚痴をこぼす。同僚は「歌が上手い人は出世している」と言い、カラオケの腕前をアピールするタイプだ。女性はカラオケが得意な方ではないが、同僚は「私を笑うことで盛り上がろうとする」という。上司も、「嫌がる人に無理やり歌わせることで自分の力を確認している」と綴っている。
営業職の20代女性は、「カラオケが上手い人は、控えめで自分の存在を強調しない。それなのに明らかに音痴な人が何度も歌って、しかも感想をその度に求められるからもうウンザリ。家族に聞いてもらえばいいのに」と呆れている。
販売・サービス職の20代女性を疲れさせているのは、「歌を聞かずに話ばかりする」という上司だ。自分からカラオケを望んでおいて、人の歌は聞こうとしない。トークを展開する上司の独壇場に、「話がしたければ、カラオケじゃなくていいと思った」という。また、
「カラオケ採点が大好きな会長と一緒に行くと、会長が最高得点を取るまで終わらない。誰も知らない演歌を延々と聞かされるはめになる」
という。
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