ヒカキン、新型コロナで卒業式中止になった学生のために祝辞 「感動で涙が止まらない」という声相次ぐ | キャリコネニュース
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ヒカキン、新型コロナで卒業式中止になった学生のために祝辞 「感動で涙が止まらない」という声相次ぐ

画像はキャプチャ

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Youtuberのヒカキンさんは3月13日、新型コロナウイルスの感染拡大によって卒業式ができなかった学生に向け、YouTube上で7分間にわたる祝辞の言葉を述べた。ネット上で「感動しました」といった声が相次いでいる。

正装に身を包んだヒカキンさんは恒例の「ブンブン、ハローYoutube」を封印。ゆったりとしたピアノのBGMに合わせて

「まず初めに、心より卒業おめでとうございます。ただ、多くの皆様がなかなか卒業をお祝いできる気持ちになれていないのが現状だと思います。ご存知の通り、今世界中で問題となっている新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、突然の休校措置や卒業式の規模縮小、または式自体の中止など、今まで過ごしてきた日常からは考えられないような出来事が突然起こってしまいました」

と話し始めた。

卒業式が中止になっても「今後あなたの人生において絶対に財産になります」

ヒカキンさんは、さらに

「学校生活を共に過ごしてきた仲間たちと別れを惜しむこともできず、新生活へと投げ出される不安や悲しみ、そんなどこにぶつけていいかもわからない気持ちがみなさんの中に取り巻いているのではないでしょうか」

と卒業生の気持ちを察した。チャンネルの概要欄には「※この動画は収益化していません」と表記されており、卒業生を気に掛ける純粋な気持ちから投稿されたことが想像できる。

平常時は多くの人が当たり前のように”卒業”を経験していくが、今年は違った。しかし、「当たり前がなくなってしまった」ということは決してマイナスばかりではないと語る。

「人生の先輩として誤解を恐れず伝えたいことがあります。この誰も味わったことのない特別な経験は今後あなたの人生において絶対に財産になります。別れを惜しむことや卒業式ができなかったからといって、みんなが友達と過ごした時間、築いてきた絆がなくなることなんて絶対にありません。むしろコロナウイルスという強大な敵が現れたことによって、みんなの仲間との絆はより強いものになると確信しています。ウイルスによる現状が収束してから、もう一度有志で卒業式をやったり、クラスメイトの友達の家に集まったり、是非そういうことをしてほしいです」

220万円の財布失くす失敗も「プラスに変えることができたと思っています」

動画の中盤では「今後あなたたちはたくさん失敗したり、落ち込んだり、転んでしまうことが必ずあります」といかにも祝辞らしい雰囲気を匂わせる。ヒカキンさんはその後、急に笑いを我慢するような表情になり、

「30歳になった僕でも、少し前に220万円の財布をなくという、とんでもないミスをして相当落ち込んでました。財布を落とした僕と同じように、今後のあなたたちは失敗して絶望して転びまくることもあるでしょう」

と自身の失敗を踏まえて語る。長距離走の人生では後から追い上げることが可能で、その様子はドラマになって感動を生むと説いている。ちなみに、ヒカキンさんのケースでは

「僕は、220万円の財布をなくしたという大きなマイナスから3本の動画を作り、ファンのみんなに笑ってもらえて、プラスに変えることができたと思っています」

と納得しているようだ。動画の最後は「みなさんの今一番の悲劇であろう休校や卒業式の中止という出来事はみなさんの長い人生のマラソンにおいて、きっとドラマを生み、必ずプラスになると僕は信じています」と締めくくった。

この投稿に「私含め全国の卒業生に向けて、感情のこもった文をありがとうございました」「ありがとうございます泣 涙が止まりません」と感謝のコメントが多数寄せられていた。

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