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新型コロナで収入減の人々「派遣切りで先月から10万円減」「希望退職しろ、と言われた」

新型コロナで収入減

新型コロナで収入減

新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大された。休業や出勤制限をかける企業が全国規模で増えると同時に、多くの国民の収入減も見込まれる。キャリコネニュース読者からは

「来月から給与が一律3割カット。もしくは『希望退職をしろ』と言われました」

という声も寄せられている。同宣言の期間は5月6日までを予定しているが、収入減を心配する声は尽きない。(文:鹿賀大資)

「”いつ辞めてもいい”と言われました」という50代派遣社員

神奈川県でサービス・販売職をする20代男性も「収入は大幅に減りました」という。また派遣社員のため「これからの解雇や雇い止めなどの不安があります」とも綴る。

大分県の20代男性は、早くも厳しい現実を目の当たりにした。サービス・販売職の派遣社員として勤めていたが、途中で契約を打ち切られたという。その結果、給料は「先月より10万円近く減った」と明かし、「今は実家に身を寄せているけど、これもいつまで続くかわからない」と綴っている。

東京都で派遣社員として勤務する50代男性は「時給制かつ何の保証もないので飼い殺しです」という。出勤制限がかかり、元は週5日あった出勤日が同2日にまで減った。男性はこう続ける。

「『いつ辞めてもいい』と言われました。派遣切りで辞めるのを待っているようです。生活に困っています」

「交通費の支給がなくなり実費での支払いに」

東京都の40代女性は、商業施設内のスーパーでパートとして働いている。以前の月収は「約13万円」。3月はまだ月収10万円だったものの、4月には2回の出勤で月収1万円と激減した。2月中旬からの客足減少に伴い、早上がりが徐々に増えていったことが原因だ。現在は商業施設自体が臨時休業になり、転職活動をしている状況だという。

「人手不足といわれる食品スーパーは兼業不可の会社が多く、他社に在籍中は門前払い。コンビニやファーストフードなど、あちこち応募している。ただ年齢のせいもあってか、なかなか面接までたどり着かない。どこもダメなら有休をあるだけ使い、工場の夜勤にでも行くしかないかな」

※キャリコネニュースでは引き続き「新型コロナウイルスで収入は減った?」「新型コロナで退職を決意した人」に関するアンケートを募集しています。

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