ニフティは7月28日、「子どものSNS利用」に関する調査結果を発表した。調査は7月上旬にネット上で実施し、同社子会社のニフティネクサス運営の「ライフメディア」会員2万2276人から回答を得た。
自身の子どもがSNSを利用しているという人は48%と約半数だった。3割が「していない」(31.8%)と回答。「わからない」(20.2%)という人も2割いた。
トラブル対策は「情報モラル教育」「子どもが相談できる環境を用意する」など
子どものSNS利用に関して不安に感じることを聞くと、1位は「知らない人とのやり取りや面会」(42.1%)だった。2位以降、「個人情報や顔写真のアップ」(35.7%)、「詐欺などの不正サイトへのアクセス」(34.8%)、「ネット上のいじめ」(33.7%)、「決済・課金サービスの利用」(31%)と続いた。
子どもがSNSトラブルに「実際に巻き込まれたことがある」と回答したのは5%。うち3割以上が「ネット上のいじめの加害者もしくは被害者になった」(34.3%)と答え、以降、「詐欺メールや詐欺サイトに騙されそうになった、または、騙された」(28.3%)、「親の許可なく課金をした」(25.5%)と続いた。
子どものSNSトラブルに対して重要だと思う対策を聞くと、1位は「情報モラル教育」(53.8%)だった。次いで、「トラブルがあった時、子どもが相談できる環境を用意する」(46.3%)、「フィルタリングを設定する」(37.6%)、「家庭内のルールを作る」(37%)と続いた。