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「私立高校に行かせてあげたかった」年収1000万超、50代男性の後悔

頑張った子どもが可哀想

頑張った子どもが可哀想

愛知県で3人(大学生、高校生、中学生)を育てている50代男性は「子どもを私立高校に行かせてあげられなかった」ことを悔やんでいる。

男性は「設備の整った私立高校に行かせてあげたかったですが月5万円を超える学費は、補助金がもらえない我が家にとっては無理でした」と語る。ちなみに、年収1000万超で「公立高校の授業料すらも全て自費」とのことだ。(文:中島雄太)

※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートも実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/6FE3D7NZ

「頑張った子どもが可哀想です」

男性は子どもの受験をこう振り返る。

「(子どもの)友達は早くから私立高校の推薦入試を希望してろくに受験勉強もせずに無償で入学して遊んでいました。受験勉強の足をひっぱるような子もいました」
「我が家は公立しか行かせてあげられなかったので高い塾代をかけて最後まで頑張らせました」

子どもを通わせている公立高校には、設備面での不満を感じているそうだ。

「無事公立には合格しましたが、しかし 校舎はボロボロ、雨漏り、エアコンは効かない…耐震は大丈夫なのか…これでは頑張った子供が可哀想です」

どうしても、私立高校との格差が気になる男性。

「おまけに私立高校は受験勉強しなくても、また推薦で大学に行けてしまうそうです。こんなシステムでは学力低下を招いて日本もダメになってしまいますよね。こんな制度は一刻も早く改善して頂きたいです。頑張っている子供に不公平です。親も頑張り損です」

推薦で系列校に進学できるかどうかは、学校差が大きくなんとも言えない。ただ、きちんと学力を身に着けておけば、それが社会で役立つ場面は少なくない。

これだけ稼いでいても、経済面での不安は大きいようだ。男性はこう嘆いていた。

「子供3人子育ては中学、高校、大学が経済的に一番大変です。所得制限で恩恵は受けれず、今まで沢山税金を払ってきましたが貯畜はありませんよ。贅沢は一切していません。真面目にコツコツ自炊してます。住宅ローンは78歳まで払い続けなくてはならないです。将来は自宅を売却しなくてはいけなくなるかもしれません」

パパ。負けないで。こんなに子ども思いのパパなら、将来きっと3人の子どもたちが助けてくれるはず……。

※アンケート概要
■実施期間
2020年10月26日~
■回答数
1834※8月5日時点
(記事では、7月13日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/6FE3D7NZ
■質問項目
・現在の世帯年収でどのような生活を送っていますか? 満足している点、不満な点、エピソードを教えてください。

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