具体的には、「在宅勤務や時差出勤が認められて通勤の労力が減った分、集中力や効率性が上がった」(30代男性、マーケティング)、「テレワークで通勤地獄から解放!」(40代男性、SE)などの声が多かった。
一方、「満足していない」は74.9%にのぼる。回答者からは、
「毎日辛い、新型コロナの関係でクレームが急増している」(30代女性、不動産)
「突貫工事でテレワーク環境を作ったが故に最低限の仕事しか回せなくなり売上が落ちている(40代男性、クリエイター)
という声が寄せられた。
転職意欲に関しても、8割以上が「高くなった」(84.5%)と答えた。一番大切にしている転職の軸を聞くと、「仕事内容」(34.9%)が最も多く、次いで「給与」(15.6%)、「働き方(勤務形態)」(12.5%)、「キャリアアップできるか」(9.3%)と続いた。
具体的には、「住むエリアなどに捉われない、在宅ワークなどが可能な仕事への興味や関心が増した」(20代男性、建築土木)と在宅ワークを求める声も寄せられた。
一方、転職意欲が「低くなった」(15.4%)と回答した人からは、
「今の仕事を辞めてしまったら再就職出来るか不安」(40代女性、管理)
「先の経済状況が読めず、転職先が倒産しないとは限らないから」(20代男性、機械系エンジニア)
などの声が多かった。
「毎日の出社は不要だが、一定のコミュニケーションは大事」
「自由に働き方が選べるとしたらどんな働き方を選ぶか」を聞くと、「リモートワークと出社の組み合わせ」(79%)が最も多かった。次いで、「完全にリモートワーク」(10.6%)、「毎日出社」(10.4%)と続いた。回答者からは、
「毎日の出社は不要だが、一定のコミュニケーションは大事」(30代男性、SE)
「在宅ばかりでは、制作意欲や社会性が乏しくなりそうだから」(40代女性、クリエイター)
という声が多かった。一方、「毎日出社」と回答した人からは、「子どもがいるため家では仕事ができない」(30代男性、製造)、「家にいるとどうしてもだらけてしまう」(30代男性、SE)という声もあった。