高卒でも学歴に満足している理由「バブル崩壊直前に高卒で証券会社に就職。大学進学組はその後苦労したようです」 | キャリコネニュース - Page 2
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高卒でも学歴に満足している理由「バブル崩壊直前に高卒で証券会社に就職。大学進学組はその後苦労したようです」

滋賀県に住む47歳の女性は現在、介護の仕事をしている。現在は年収400万円を超えてもうすぐで500万円に届きそうだという。

「グループホームで2年働いたときにヘルパー2級の資格を取りました。その後別の仕事をしてからデイサービスで2年。今は特養で働き始めて9年目で、介護福祉士の資格を実技と筆記の両方受けて一発合格」

介護に関する資格をいくつも取得している女性。向上心の高さがうかがえる。そうした前向きな姿勢に年収が追い付いているようにも思える。

女性はさらに「人生楽しんだ者勝ちです。勉強は学校以外の場所でもできるので、学歴はあまり気にしません。エジソンは学校を出ていないけれど、偉大な発明家になりました」と、偉人を例に出し学歴は不要であると語っている。

「高卒の証券会社勤務と、大卒のアルバイト」バブル崩壊が明暗を分けた

千葉県に住む40代男性は、高卒で証券会社に入社した。新人研修も資格取得も大卒者とともに行ってきたという。それでも給与面で不利だった時期はあった。

「入社時の給与は当然大卒者が高いが、その後のボーナスや職階が評価されるのはテストだけではない。いかに利益・成果を生み出すかの実績主義であり、必ずしも大卒者が優位・優秀とは限らないです。私は現在管理職層ですが、大卒の先輩方々が私の部下になっています!」

と語る。学歴に満足し、尚且つ高卒で証券会社に入社できたのは、当時の景気の影響もあったようだ。

「1991に高校を卒業しましたが、その後の『不況』で大学に進学した人との就職率・就職先が明らかに違いました。高卒者は複数の企業を面接することなく、希望する会社に就職できました。一方、大学に進学し1995に卒業した人の一部は就活がうまくいかず、アルバイトをしていたという話を聞きました。その時の経済環境が明暗を分けた結果です」

1991はバブルが崩壊寸前だった時代で、崩壊後の1995年は「平成の大不況」の真っ只中だ。当然ながら就職に影響はあっただろう。

令和になった今も、新型コロナウイルス感染拡大で失業率も上昇傾向にある。働き方も多様化している風潮もあって、今後は学歴に対する価値観は変わってくるかもしれない。

※キャリコネニュースでは引き続き「学歴は必要だと思いますか?」「不倫したこと・されたことはありますか?」に関するアンケートを募集しています。

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