職場のパワハラ対応「特になし」が38% パワハラ受けた経験「40代男性」が最多 | キャリコネニュース - Page 2
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職場のパワハラ対応「特になし」が38% パワハラ受けた経験「40代男性」が最多

「ハラスメントの内容が明確化されている」「ハラスメント禁止の方針がある」といった声は6~18%ほど。「ハラスメント防止の方針がある」「ハラスメントを行った者への対処方針・対処の内容を規定」といった声はさらに少なく、2~6%ほどだった。

また、ハラスメントの相談窓口が「設置されている」(パ:20.7%、セ:19.2%、マ:13.2%、ケ:11.7%)職場は最大2割ほど。相談窓口が「周知されている」はいずれも15%に満たず、担当者が相談に適切に対応できる体制が「整備されている」と答えた人はいずれも4~5%前後しかなかった。

自身の職場で”ハラスメントが起きた際の対応”として行われていることを聞いたところ、いずれのハラスメントでも「とくになし」(パ:38.0%、セ:38.6%、マ:39.0%、ケ:39.9%)が最多だった。

パワハラ被害の最多は「脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言などの精神的な攻撃」

「職場でハラスメントを受けたことがある」と答えた人は32.4%でおよそ3人に1人の割合だった。性・年代別にみると、「40代男性」(42.4%)が特に多く、次いで「30代女性」「50代女性」(各35.2%)、「40代女性」(34.4%)と続いた。19年に実施した調査結果と比較すると、全体では5.1ポイントのマイナスだった。

次に受けたことのあるハラスメントを聞くと、最多は「パワハラ」(27.6%)で、次いで「セクハラ」(8.5%)、「ジェンダー・ハラスメント」(4.5%)、「新型コロナウイルス感染症に関するハラスメント」(3.1%)、「性的指向、性自認に関するハラスメント」(2.2%)、「ケアハラ」(2.1%)などと続いた。

職場でパワハラを受けたことがある人に、どのような行為を受けたのかを聞くと、最多は「脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言などの精神的な攻撃」(43.8%)だった。一方、セクハラでは「性的な冗談やからかい」(44.7%)という回答が、男女問わず最多かった。

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